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物件内覧中の怪奇!「和室に一歩踏み入れた瞬間、突然具合が悪くなりました」 女性が抱いた違和感

当時は賃貸住宅に住んでいたが、「持ち家を買おうと色々な物件をネットで」探している最中だった。内覧に行った経緯をこう話す。

「その物件は大手の不動産屋が紹介しているもので、少し古めの家だったのですが、日当たりが良くて、7LDKで駅が近く、予算内だったこともあり、夫と相談し休日に内覧しようと不動産屋に連絡を入れました」

そして、内覧当日。不動産業者と一緒に物件まで行った際、このような説明を受けたという。

「一応伝えないといけない規則なので話しますが、住んでいた方が亡くなって、今お子さんが遺産相続の手続きをしている物件なんです」

一瞬、事故物件かと疑う説明だが、そうではなく住人は病院で亡くなっていた。女性はこの説明をよくある話と受け止め、特に気にすることもなく目的地に向かったという。

物件に到着し、まずは間取りを確認した。「玄関を開けると正面に廊下と階段、奥にトイレと洗面所とお風呂場」があった。「向かって右側に応接室、リビングダイニング、キッチン」、そして「左側が和室の続き間、奥の和室が仏閣」になっていた。

この「和室の続き間」で、女性は違和感を覚えたという。

「手前の和室の部屋に豆電球がついていたのです。中に案内され、一歩踏み入れた瞬間、突然具合が悪くなりました」

「豆電球」とは電灯の小さな常夜灯のことだろう。女性は「具合の悪さを我慢しつつ、その部屋の豆電球に見入って」しまったそう。しかし不調をきたしたのは女性だけで、不動産屋も夫も至って普通だったという。最初は我慢していたが徐々に耐えきれなくなり、一人で外に出た。「外に出ると後味の悪さみたいなものはある」ものの、不調はおさまったという。しかし…。

「その家に入るとまた気を失いそうなくらい気分が悪くなるのでした」

あまりのことに内覧を続けるか迷った女性だが、「せっかく来たし、一通り見るだけ見てみよう」と我慢して全ての部屋を回った。「2階は全室南側で4部屋」あったというが、その最中も、不可解な様子を目にすることとなる。

「階段をのぼって東側の奥に収納スペースがあり、そこには掃除機が無造作に置かれていて、『前日にお子さんが掃除にきたのかな?』と思うような生活感が感じられました」

「3番目の部屋にはベッドがあり、クリーニングされた洋服がズラッと並べられていたのが印象的でした」

「ダイニングには使ったようなマグカップがあり、誰かが生活しているような感じがしました

誰も住んでいない家の、通常ならありえないような光景に我慢の限界を迎えた女性は、「外へ逃げるように出て」行った。一方、夫は「その物件が気に入ったようでリビングで不動産屋と話し込んでいた」という。そんな状況の中、女性は「具合が悪くて家の中に居れない」と本音を伝えた。すると……。

「不動産屋がはじかれたように夫との話を中断して『はい、では次の物件に行きましょう』と切り上げました」

気を取り直して次に行った物件では、「実は少しだけ傾きがある」と説明を受けたが、特に違和感はなかったという。その後、「全く予定になかったオープンハウスの少し賑わっている物件会場」に行き、解散した。

「ブレーカーを落としているので電気は点かない」

帰宅後、女性は「いぶかしむ夫に和室の豆電球の話」をした。すると驚くことに、

「和室には豆電球の明かりが点いていなかった」

と言われてしまう。不動産屋に確認をとっても、同じく、「ブレーカーを落としているので電気は点かない」と返答があったという。しかも「お子さんが最近来て掃除をした」という事実もなかったそうで、謎は深まるばかり。女性は自身の鈍感さを感じながら、こう振り返る。

「今までも他の物件の内覧をしていて、人が住んでいない物件はブレーカーを落としているところが殆どだったのに、なぜか豆電球が点いていたから不思議に感じたんだな、ということにこの時気付きました」

「物件自体は入ったとき少し埃っぽい感じもあったのですが、何となく生活感を感じさせるような何かがありました。その後も沢山の物件を内覧しましたが、あのように突然具合が悪くなったのは後にも先にもあの物件だけでした」

しかし結局、違和感の原因やこれが怪談なのかも謎のままだだという。最後に「これは余談ですが」と前置きをし、こんな奇妙な出来事を綴った。

「当時、実家でその話をしたら、家族がつけていたパワーストーンのブレスレットが、ちょうど私たちが内覧している時間帯の頃突然切れて石がばらけたそうです」

女性これを「凄いタイミングの偶然」としているが、何か感じるものがあるのは本人だけではないのかも……。

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