女性が夫を問い詰めると、「俺は何もしていない」とシラを切られた。
「証拠があるのに……。とても腹が立ちました。『見られたくないならロックぐらいしろ』と伝えると、すぐにロックをしていました」
しかし、その後も女性はロックを解除し、スマホを覗き見ていた。この行為も褒められたものではないが、するとまたしてもやり取りを目撃することに。
「あのときは死にたいくらいにつらかったです。でも子どもがいるので死ぬわけにもいかなくて。やり直そうと思っても、事あるごとにフラッシュバックしてしまいました」
そんな生活を続けていたある日、夫から離婚調停の申し出をされた。
「離婚したい理由は性格の不一致でした。自分が不倫したことは原因にしていなかったので、義両親から冷たい言葉を浴びせられ、メンタルが崩壊しました」
女性は調停員にはすべてを話し、新たな道を進むようにアドバイスを受けた。その後離婚調停も進み、離婚。「現在は息子2人と大変ながらも、穏やかに生活できているので満足です」と語った。
「当時1歳になる息子の育児中に不倫が発覚。探偵を雇い、証拠を集めました」
35歳の女性も同じく、夫に不倫をされた一人だ。「当時1歳になる息子の育児中、なおかつ夫の転勤で引っ越しを控えている中での発覚でした。産後も何よりお酒、飲み会が1番な夫に愛想が尽きていました」と当時を振り返る。
しかし女性は、「5年後、10年後の未来、家族旅行や子どもの運動会など楽しい将来を想像して耐えていました」と子どもが大きくなればなにか変わるかもしれないと考え、離婚を選択しなかった。
一方で夫の不倫相手は同僚にちがいないと推測していた女性は、元同僚たちに相談し、社内で情報収集をしたり、探偵を雇ったりと行動を起こした。「確信はありましたが、探偵から事実を突きつけられたときには、『自分の人生にこんなことが起きるのか…』と信じきれない気持ちでいっぱいでした」と振り返る。
その後女性は別居を選択。夫は再構築を望んでいるが、女性は現在、離婚に向け準備を進めている。
※キャリコネニュースでは引き続き「不倫したこと・されたことはありますか?」や「男だから」「女だから」自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを実施しています。
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