拒絶する理由はさまざまである。
「絶対に無理だな20歳年上だったら介護しなきゃじゃん」
「確実に自分より旦那が先に亡くなってしまうし寂しい老後になりそう」
パートナーが年上ということは、基本的に先に老いる。その点を鑑みて、介護しなければいけない、先に亡くなると寂しいなど、現実的な可能性を挙げて、年上男性との交際を否定する人も多い。
「素敵な人でも、20歳年下の自分を恋愛対象にできる男、と思うと無理」
「40歳ならかっこいい男性たくさんいるよね。けど20歳に手を出す40歳は気持ち悪いな」
そもそも「20歳以上も年下の女性と付き合う=非常識」と捉えている人は多い。未成年者に手を出していなければ問題はないが、家族を始めとした周囲の理解を得るのが難しい場面はありそうではある。
年齢に縛られない視点も大切
ただ、恋愛するハードル、結婚するハードルは十人十色で、完全に拒絶する人もいれば、条件次第ではOKと考える人もいて当然だろう。20歳以上も年の離れた男性と付き合うことに否定的な女性は多いが、あくまで個人差のレベルでしかないのかもしれない。
「私は大学生(22歳)の時に42歳の人と付き合ってた経験があるけど、年上だから良いとか悪いじゃなくてあくまでも個人だと思う」
実際、年上でも関係ないという人も珍しくない。年齢差を気にしないほど相性が良かったり、年齢差があるおかげで楽しく過ごせたり、といったこともあるだろう。
中には、「少数派の意見をひたすら叩きのめす人たちが生活してる社会って結局その程度の広さなんだろうなと思った。年齢問わず魅力的な人もいるよ。男も女も」という意見も。
年齢差を気にするのは当然だが、そこに縛られすぎると気の合う異性と出会う機会を逃すリスクもある。年齢に限らず、恋愛を楽しむためには、条件面とともにフィーリングも重視したほうがいいだろう。