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「子どもの頃から母親が父親に抑圧されていたのを見ていた」年収1000万円の女性があえて結婚しない理由

神奈川県の40代女性(サービス業/正社員/年収450万円/貯金350万円)は、結婚しない理由について自身の育った環境が影響していると考えている。

「内弁慶の父による母へのモラハラを目の当たりにして育ったことや、父に逆らえない母は、それを私に向かって、何かにつけてヒステリックに叱られ続けたことで、HSP気質で自己肯定感が低いまま育った。そのせいかすぐ怒鳴る男性が嫌いになったから」

HSP気質とは、ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、繊細で周囲の刺激を受けやすい気質のこと。育った環境によってそうなったと感じているなら、結婚に希望が抱けないのも理解できる。

広島県の40代女性(その他/フリーランス/年収150万円/貯金50万円)も、父親の母親や自分に対する態度から、「愛情がわからない」という。

「昔から父親が母親を怒鳴る、殴るが毎日で、召使いのように『おい!あれ取れ!』など。親戚が来ても当然母親に甘えさせてくれる事もなく、私自身も暴力振るわれてたので、それが原因で1人の方が気楽でいい。誰に何言われるでもなく、子どもを作っても私がDVしてしまうと思うと可哀想だし、『本当の他人からの愛情』がわからない。だから今のまま1人が楽だなって思う!」

こうした家庭環境が背景にあると、「1人が気楽」と感じてしまうのもうなずける。

父親から「金食い虫」と言われ……経済的自立が自分のゴールに

神奈川県の30代女性も、「子どもの頃から母親が父親に抑圧されていたのを見ていたため、結婚が苦に思えた」と明かす。

「自分自身も父親に『金食い虫』と言われて育ち、何のために結婚して子どもを産むのか、意義を見出せなかった。自分の子どもが生まれても愛せるとは思えなかった。『経済的に自立して理不尽に抑圧されない人生を歩むこと』が自分のゴールとなり、それを達成したため、それ以上何かをしようと思えない」

自立を目指した女性は、現在専門コンサル職の正社員として働いており、年収は1000万円。貯金は3000万円ある。目標を達成した女性にとって、結婚はわざわざする必要がないもの、むしろ避けるべき苦役なのかもしれない。

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