男性の妻は「酒が命」だったようで、ある日、男性が夜勤明けで家に帰ると、居間のテーブルとソファーの隙間で妻が大の字になって寝ていたという。ここまではたまにあることだが、この日は
「床もテーブルも酒をこぼしてびしょ濡れ、飲み散らかし食い散らかしで床もテーブルも悲惨な状態」
だったというのだ。仕方なく男性が後片付けをし、妻が起きたあとにこれを「迷惑だ」ととがめた。すると妻は
「私が酒を飲んではっちゃけちゃいけないのかよ!」
と逆ギレ。その後共同のパソコン部屋から男性のパソコンとパソコンデスクを外に放り出し、
「2階の寝室から自分のベッドを解体してその部屋に持ち込み、組み立てて、パソコン部屋を自分の部屋にしてそこに引こもるようになりました。その日から家庭内別居です」
と事の顛末を語った。恐らく男性と妻との間には、長年積み重なった不満があったのだろう。