50代独身男性から寄せられた「付き合っても長続きせず、女性不信になりました」という悩み | キャリコネニュース
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50代独身男性から寄せられた「付き合っても長続きせず、女性不信になりました」という悩み

50代独身男性のお悩み

50代独身男性のお悩み

“恋は盲目”と言いますが、その反面、一度恋愛に失敗すると億劫になったり、自信を失ってしまったりすることもあります。先日、キャリコネニュースに、50代の独身男性から「恋愛に対して積極的になれない」という相談が寄せられました。

「50歳過ぎきたのにまだ独身です。色々な女性とお付き合いしましたが、そんなに長くは続かない。以前お付き合いしていた女性から別れを切り出された時、理由を聞いたら『他にいい人が見たかった』や『取り敢えずのキープ』。それ以来女性不信になり、今も積極的になれません」

本当にこの悩みは苦しいですね! とても共感できますし、何度もうまくいかないと恋愛自体が嫌になったり、相談者さんが言うように女性不信になったり、ひどいときには人間不信に陥ったりもします。

僕のところに相談にいらっしゃった方や、一時期、結婚相談所でカウンセラーをしていたのでその経験を踏まえて、お答えしていきたいと思います。(文:ちばつかさ))

恋愛は「他人同士の違いをどれだけ譲歩しあえるか」

相談内容を見ていくと、「全くお付き合いがない」のではなく、続かないけど「色々なおつきあい」をされているようですね。

「おつきあいしてから続かない」と、最初から拒絶されることはないようです。付き合ってからお互いの間に溝ができてしまうということですね。「いい人がみたかった」などと直接言われてしまったようですが、根本的には「価値観の違い」や「印象と違った」「物足りなさがあった」という本当の理由があると思います。

これらは実際の離婚理由としてあげられますが、はっきり言ってそんなものは他人同士なので当たり前です。長く続く恋愛は「他人同士の違いをどれだけ譲歩しあえるか」が大切です。5:5なら対等。6:4なら少し譲歩といった感じでしょう。

そう考えると、長続きしないということは相談者さんの対応や態度など”相手が譲歩できないレベル”になってしまっているのかもしれません。相談者さんの価値観の押し付けや欲求が強くなっていないでしょうか。どんなに器が大きい女性でも、押し付けられれば嫌になってしまいます。

女性不信解消方法と、恋愛に必要な二つのこと

今までの恋愛で女性不信に陥ったとのことですが、これは僕にも経験があります。僕自身人見知りで、特に女性には気を使ってしまうタイプです。それでもなぜか”親しい人”だと話せたりする。

人は”慣れる”才能があるので、まずは親しく話せて恋愛感情のない異性からスタートしてみてはどうでしょう。コンビニの店員さんなどとのちょっとした会話でもいいですし、近所の方や職場の異性でもいいと思います。恋愛感情なしで話せる人と会話していき、そのお友達、またそのお友達と少しずつ範囲を広げていけるといいかもしれません。

僕も過去に極度な人間不信に陥ったことがありますが、僕が相手に対して不信になれば、相手も僕に対して心閉ざすんですよね。そして負のスパイラルに陥る。慣らしながらでいいので、相手に興味をもち、まずはたわいのない会話を心がけてみてください。

次に、慣れた後どうしたらよいのでしょう。方法は二つあります。

一つ目は、「さらに積極的に恋愛することで相談者さんを受け止めてくれる人を探すこと」です。確率は低いですが自分を変えなくてもすべてがマッチする人はどこかにいるはずです。その人に出会えるまで積極的に恋愛すること。

恋愛に制限なんてありません。死ぬまで何回でも恋はできます。最近ではアプリも充実していますし、結婚を前提にということであれば結婚相談所もオススメです。なぜならみな本気だからです。

アプリはどうしても若年層がメインになっていますが、結婚相談所は幅広い年齢層の方が在籍しています。そのようなものを活用しながら、何歳になっても恋愛に積極的でいてください。

そして相手に興味をもって信じてあげてください。大事なのは「いかに早く相手をみつけるか」ではなく、「いかに充実し長続きする相手をみつけるか」です。

二つ目は、「早く別れを切り出されてしまう原因を考えること」です。僕もアラフォーになってきて感じていますが、男性はどうしても固定観念に囚われてしまったり、正解のない恋や愛に理屈を放り込んだりしてしまいがちになります。

女性は話を聞いてほしいだけなのに聞かずに解決策を提示したり、そばにいてほしいだけなのにわざわざおしゃれなお店を予約したり。そのズレが大きいほど女性はそばにいるのがしんどくなるのかも。

男女両方のお友達などに、苦しいし聞きたくないですが、一度”自分自身の欠点”をあげてもらってみてはどうでしょうか? それらを改善することで、女性が居心地の良い男性を目指せるかもしれません。

前向きに考えればまだまだ相談者さんの恋愛は大いに可能性があります。これから最高の恋愛が待っているかもしれません。いくらでもドキドキできます。50代になっても60代になっても、臆病にならず制限のない恋愛を楽しんでほしいなと心から思います。

※キャリコネニュースではお悩みを募集しています。恋愛、仕事、人間関係など幅広く、男女問わず中学生から定年後のシニア世代まで、あなたのお悩みを聞かせてください。

筆者近影

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【筆者プロフィール】ちばつかさ

合同会社komichi代表。柔道整復師、こころと体のコーディネーター、元プロ野球独立リーグ選手。東京と福井で投げ銭制の接骨院を運営しのべ10万人近くの心と体に向き合ってきた。野球経験とコーチングの経験を活かし都内で“野球を教えない野球レッスン”を運営。レッスン卒業生がU12侍ジャパンの代表に選出された。【公式サイト】

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