兵庫県の40代既婚女性は、夫婦共働きで世帯年収1000万円。夫婦と子ども2人の4人家族で、親の持ち家であるマンションに暮らしている。そのメリットについて「低額で借りている。もしものことがあっても追い出される心配はない」と明かす。とはいえ、子どもの大学資金をためるために、日々節約に励んでいるという。

「子どもの教育費として、夫婦で毎月10万円ずつ貯金している。ローンは一切ないが、2人分の収入は保険代や生活費などで消えてしまう。惨めな生活とは感じないが、やはり子どもの教育費が負担。買い物でも、本当に必要なものを吟味したうえで購入している。不用品処分はフリマアプリを活用」

また現在の車に乗り続けて10年になるため、そろそろ買い替えを考えているものの「その余裕はない」と女性。ちなみに妻である女性のボーナスはすべて子どもの塾代に回り、夫のボーナス支給はないそうだ。教育費を優先してためこんでいるため、「貯蓄額は一軒家が買えるくらい」と書いている。

「マンションの駐車場で、ウチだけが国産のコンパクトカーですが、食費は」

愛知県の30代既婚男性（IT・通信系／世帯年収950万円）も「子どもの教育費を考えると、あまり贅沢もできません」という。日々の心がけについて「お金を使いすぎない生活を大事にしています」と前置きしたうえで、

「好きなものにはお金をかけます。ただ『自分たちの生活で優先順位が低いものは、なるべく安く済ませる』という感じです。ちなみにマンションの駐車場で、ウチだけが国産のコンパクトカー。でも食費は多分、他の世帯よりもずっとかかっています」

と綴っている。

「地方に住んでいるので、通勤に車は不可欠です」と語るのは、青森県の40代既婚女性（世帯年収950万円／商社系）。車を2台所有しており、それが家計を圧迫しているという。また、

「地方なので世帯年収は高い方だと思いますが、贅沢はしていません。ただ子ども2人の習い事や衣料費などには、お金をかけられている方でしょう」

とも述べている。

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