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まもなく開催の東京五輪に疑問の声相次ぐ「”国民の命<五輪”だけでなく、”法やルール<五輪”」

男性は札幌市民。札幌といえばマラソン競技の会場だ。5月5日には五輪と同じコースを走行するテスト大会が開催された。当時の札幌は新型コロナウイルス感染者が急増しており、大会3日前には新規感染者数が過去最多を記録していた。

「札幌でのテストマラソンの際、緊急事態宣言が出る要件を満たしきっていたのに、大会が終わるのを待つかのようにグズグズしていて呆れてしまった。『国民の命<五輪』だけではなく、『法やルール<五輪』の状態を見て、一体これは何なのかと国に対して失望しかない」

神奈川県の50代女性(教育・保育/個人事業主/年収100万円未満)も、

「子どもたちは修学旅行にも行けず、部活も制限され、頑張りたくても活動そのものがなくなっている。大学生は学費そのままでオンライン授業。学校生活が今までとはまったく別ものになっている」

と切ない思いを吐露する。そんな中での五輪開催に、女性の気持ちは複雑だ。

「五輪だけ特別は納得できない。そのために保健所や医療が圧迫されるなど、市民生活はさらなる負担を強いられる。到底受け入れられない」

「『バブル方式』で国民を守る?信じられない」

五輪開催に向けた政府のコロナ対策にも、疑問の声が寄せられている。

「五輪関係者と内閣は『バブル方式』で感染拡大を防ぐと言っているが、確かコロナ発生当初、『日本は島国だから水際作戦でコロナの大規模感染は防げる』と言っていたんじゃないかな?『バブル方式』で国民を守る?信じられないでしょう」(千葉県/70代/男性/その他/フリーランス/年収250万円)

「バブル方式」と称して入国前後のPCR検査や移動・行動制限を徹底しても、さまざまな国から選手や関係者が入国し人が集まる状況では、不安を感じるのは仕方がない。

まもなく開催予定の東京五輪。コロナが感染拡大することなく、無事に遂行されることを祈るばかりだ。

※キャリコネニュースでは引き続き東京五輪、開催するべき? 中止するべき?のほか「夏のボーナスいくらですか?」オンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを募集しています。

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