これぞブラック企業!「熱が出て嘔吐しながらでも骨折しても、ほふく前進で出社しろ」上司の迷言 | キャリコネニュース
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これぞブラック企業!「熱が出て嘔吐しながらでも骨折しても、ほふく前進で出社しろ」上司の迷言 

ブラック企業エピソード

ブラック企業の実態とは

「ブラック企業」は死語、そう信じたいが違うらしい。キャリコネニュース読者からは、給料が安い・パワハラが横行している・謎のルールがあるなど、さまざまなブラック企業体験談が寄せられている。

「社員は残業して当然と公言し、ちょっとでも反抗すると暴力をふるう。暴力だというと暴言に対するツッコミだと言われた。『熱が出ても、嘔吐しながらでも、足を骨折しても、ほふく前進はできるから出社しろ』と名言を吐いた」(40代男性/事務・管理)
「存在しない駐車場料金を給料から天引きされる。どんなに実力があっても若い女の子は昇給しない」(30代女性/医療・福祉・介護)

今回は、キャリコネニュースに寄せられた「ブラック企業エピソード」を紹介する。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースではブラック企業に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/G42CZUHP

「8人でやっていた仕事を、突然1人でやらされるようになった」

50代男性は「変な会社に入ってしまった」経験談を打ち明けた。

「運送会社なのに、荷物を縛るラッシングベルトが切れても買わない。(荷物が崩れないように支える)コンパネ板も購入しない。運転手は困っているが『もったいない』そうだ」「8人でやっていた仕事が、突然2人になり、そして1人になった。1カ月でのことだ。責任者にさせられそうになったので辞めた。こんな会社初めてだ」

トラックで運んでいるとき荷物が崩れたら、どうするつもりなのか……。恐ろしい発想である。8人でやっていた仕事を1人で…というのも、ちょっと何なのかわからないレベルだ。本来1人でできる仕事を8人でやっていたならアホっぽいし、逆に8人分の仕事を1人に押し付けるのは無理難題だ。確かに”変な会社”と言いたくなる。

「飲み会に強制参加させられて、数人の前で『仕事辞めろ!』と顔を叩かれた」

30代男性は「道路関係の仕事に10か月在籍していました」と語る。ところが、そこは絵に描いたようなブラック企業だった。

「入社初日に上司から『明日から勤務1時間前に来い!』と言われ、事務所の清掃と先輩たちへのお茶出しをやらされました。その時間はもちろん無給です」

また、夜勤の際は「仮眠中でも緊急な仕事が入ると仕事していました。仮眠休憩は取ったことになっていました」と明かす。挙句の果てには、暴力を伴うパワハラまで横行していた。

「飲み会に強制参加させられて、数人の前で『仕事辞めろ!』と顔を叩かれたり、『お前の代わりはいくらでもいる』などと言われたりしました」

我慢の限界に達した男性は、ついに退職を決意。しかし、「有給消化できずに退職」と最後まで散々だった。男性は、

「労働組合もない会社でした。今は入社した後悔と、無事に辞められて良かったと安堵しています」

と振り返っている。

※アンケート概要
■実施期間
2019年12月19日~
■回答数
727 ※8月3日時点
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/G42CZUHP
■質問項目
・体験した「ブラック企業」エピソードを教えてください。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」のほか「夏のボーナスいくらですか?」オンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを実施しています。

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