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今では信じられないほど理不尽な採用面接が、かつてはまかり通っていたようだ。投稿を寄せた神奈川県の50代女性は、30年以上前に体験した、ある大手住設メーカーの面接での出来事を振り返っている。
女性は「同業他社メーカーで技術営業」をした経験があり、面接当日には「実際に施工済のシステムキッチンの図面」を持参したというから意欲は相当なものだっただろう。(文:長田コウ)
「履歴書に書いてますよね」
ところが、数名の男性と面接室に呼ばれ、いざ面接が開始すると……。
「私の番になり、『あーあなた女性だったんですね。今回は女性募集してないから』と一言」
事前に履歴書と職務経歴書を提出しているのだから、女性であることは分かりきっているはずだ。それなのに、面接の場で門前払い同様の扱い。この対応に女性は黙っていなかった。
「頭にきて『履歴書に書いてますよね。なら事前に確認されてないのですか?』と言い、『失礼します』と退室しました」
毅然とした対応した女性はその後、求人誌にクレームを入れたという。なぜなら、当時主流だったという「女性専用求人誌」から応募したからだ。求人誌側からは「今後このような事が無いようにします」と返信があったようだが、怒りが簡単に収まることはなかっただろう。
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