コロナで退職を決意した人々「院内感染防止策が全く出来てない」「在宅勤務中も何回も会社に呼び出される」 | キャリコネニュース - Page 2
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コロナで退職を決意した人々「院内感染防止策が全く出来てない」「在宅勤務中も何回も会社に呼び出される」

女性の不満は他にもある。「時短勤務制度もないので、子持ちの人たちがやむなく休みを取っています。休むこと自体は問題ないのですが、それによって業務が追いつかず、残された者だけが毎日忙しく働かされています」と打ち明ける女性。また
残業が推奨されており、感染への不安を抱えながら長時間労働を強いられているという。

「換気などの感染予防対策もせず、従業員を守る気のない会社で働くことに怖さを感じています。委託元の外資系保険会社の従業員は、数週間前から在宅勤務をしているのに。不公平を感じ、辞めようと思いました」

都内でサービス業をしている30代女性は「会社の推奨により、3月中は自宅勤務をしていましたが、何回も会社に呼び出されました」と語る。

「上司からは『毎日自宅勤務はだめ。すぐ出社して』と言われました。また出社した際には面談をされ『辞めるか?』ときつく聞かれました」

会社の方針と矛盾する上司の対応に、不信感を覚えた女性。「退職を見据えて転職活動をしているところです」と明かした。

「コロナ禍なのに、マスクもフェイスシールドもありません」

都内で医療事務をしている40代の女性は「緊急事態宣言後も、朝から夜まで働いていました。短縮営業措置はありません」と語り、退職を検討している。その理由は「院内の感染防止対策がまったくできていない」ためだ。

「インフルエンザにかかった同僚が発熱してスタッフが足りず、緊急事態宣言3日目に出勤させられました。院長はマスクをせずに診察。フェイスシールドもありません。人手が足りないため、会計や処置補助で患者さんと接触した後、満足に手も洗えませんでした」

女性は「コロナ禍は起きてしまったこと。仕方がない」としながらも、「安心して働ける環境を探していきたい」と述べた。

※キャリコネニュースでは引き続き「新型コロナで退職を決意した人」のほか「電力自由化で電気代が爆上がりした人」「新入社員の頃の思い出」などのアンケートを募集しています。

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