奨学金をパチンコにつぎ込んだ20代男性「数千円しか残らない生活。親への申し訳なさが募りました」 | キャリコネニュース
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奨学金をパチンコにつぎ込んだ20代男性「数千円しか残らない生活。親への申し訳なさが募りました」

大事な奨学金をギャンブルで溶かす…

大事な奨学金をギャンブルで溶かす…

ギャンブルで生活を追い詰められても、なぜ断ち切ろうとしないのか。60代男性(個人事業主/年収400万円)は「今は完全に、やめることができました」という経験者の1人だ。かつてはパチスロに30年ほどのめり込んでおり、

「当時は収入も良かった分、仕事のストレスも多く抱えていました。その解消としてギャンブルに走ったのだと今は思えます。収入が多くても、パチスロで負けて一時的に借金することがあり、返済に苦労しました。それでも定年後に、やっとギャンブルから抜け出せました」

という声を寄せている。パチンコ歴5年の20代男性(パート・アルバイト/年収100万円)は、未だ断ち切れずにいる理由について、前述の男性と同様に「ストレスです」と明かす。(文:鹿賀大資)

「パチンコの射幸感がストレスを打ち消してくれていた」

男性は大学に入学してからパチンコを打ち始め、5年間で200万円ほど使い込んだ。男性は奨学金制度を利用して、私立大学に入学している。あろうことか、その奨学金をパチンコに使うほどのめり込んでいたという。

「大学時代の友人は比較的、裕福な家庭で育った人が多かったです。私は裕福な家庭ではなかったので、パチンコの射幸心が、コンプレックスを打ち消してくれていたのでしょう。親には『ちょっと生活費に使ったから』などと誤魔化して、学費を支払ってもらっていました」

「連チャンするまでやめられない」

たまに大きく勝つことはあったものの、それが長く続くわけではなかった。大勝した分もさることながら、奨学金やバイト代まで使い込んでしまい、結局は「数千円しか残らない生活をしていました」という。

「当時は半年に1回、学費の納期日がありました。でも、その日が近づくたびに、焦る気持ちと親への申し訳なさが募りました。今でも負けてお金がなくなると、心が締め付けられるような気持ちになり、親への申し訳なさで一杯になります」

ほかには

「スロット歴28年くらい。沖スロやゴッドが大好きで、連チャンするまでやめられない。当たらない時は、生活費まで使ってしまう。それでも1日3万円以上を使って出なかった時は、やめたいとは思うけど……」(40代女性/流通・小売系/年収200万円)

「かれこれ14年ぐらいパチンコをしています。総額500万円は使っているかと。貴金属やブランドバックなどをすべて質屋に流しちゃいました。今は前ほどやりませんが、完全にはやめられないですね」(50代女性/流通・小売系/年収250万円)

という声も寄せられた。

※キャリコネニュースでは引き続き「パチンコなどギャンブルがやめられない人」「夏のボーナスいくらですか?」などのアンケートを募集しています。

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