「ITエンジニアはつらいからやめとけ」は本当なのか?
【後編】「ITエンジニアはきついからやめとけ」と言われる理由と対策・考え方|闇16選(後編:精神的つらさ) よりこの動画で学べること
- ITエンジニアの仕事がどういうものか、リスクの視点から確認できる。
- ITエンジニアという仕事が自分に向いているか、考える材料が得られる。
- ITエンジニアが日々直面するつらさを解決するためのヒントが得られる。
こんな人におすすめ!
- ITエンジニアになりたい、と考えているけど現場の実態を知らないので不安な人。
- ITエンジニアとして日々つらさを感じながら、どう解決していいか分からない人。
つらさの理由を分析し、対策を解説
この動画ではどんなことが学べるの?
エンジニア経験があるYouTuberてぃかしさんが、視聴者からの相談メールに答えているよ。27歳でエンジニア転職を考えている人が、会社の同僚に相談したところ「きついからやめとけ」と言われたが、「何がつらいか教えてもらえますか?」という内容だ。
これに対して、てぃかしさんは、肉体的・精神的につらいことを16個挙げている。ただし、列挙するだけではなく、その理由を分析し、対策や取るべき考え方についても説明しているので、ただの「あるある」では終わっていないところが役立ちそうだ。
これに対して、てぃかしさんは、肉体的・精神的につらいことを16個挙げている。ただし、列挙するだけではなく、その理由を分析し、対策や取るべき考え方についても説明しているので、ただの「あるある」では終わっていないところが役立ちそうだ。
で、その16個とはどんなものなの?
1~7が比較的「肉体的」な苦痛寄り、8~16が「精神的」な苦痛寄りということで、動画は前編と後編の2本立てになっている。
1.座っていることが多く、腰、肩、目がつらい
2.技術の流行り廃りが早い
3.一年目はわからないことが多くてつらい
4.突発的な障害がつらい
5.エラーが解決せず前に進まない
6.夜勤がキツい
7.地味な作業が多い
8.客先常駐がつらい
9.バグがつらい
10.非エンジニアに説明するのがつらい
11.目立たないところがつらい
12.クライアントとエンジニアの板挟みになるのがつらい
13.下請け会社ほど給料が安くなることが多い
14.納期がプレッシャー
15.いきなり現場で耐えられない(SES)
16.責任が重い
こうやって見てみると、他の仕事と似たようなものだ、と思うものもあるけど、やっぱりエンジニアならではの苦労もありそうだね。
「座っていることが多く、腰、肩、目がつらい」のは、事務の仕事も同じかもしれないけど、「技術の流行り廃りが早い」のはエンジニアならでは。複数の要素が組み合わされることで、ストレスも強くなりそうだ。
また、同じITエンジニアでも「自社サービスの開発」に携わる場合と、「クライアントからの請負仕事」や「客先常駐」の場合では、悩みも大きく違うだろうね。
また、同じITエンジニアでも「自社サービスの開発」に携わる場合と、「クライアントからの請負仕事」や「客先常駐」の場合では、悩みも大きく違うだろうね。
最前線で働くなら「技術を追いかけていくのは宿命」
例えば「技術の流行り廃りが早い」に対する、理由の分析や対策、取るべき考え方はどういうものなの?
まず、エンジニアの仕事には技術が必要で、技術は日々進化していくもの、ということは動かぬ事実。最前線で働くなら、技術を追いかけていくのは宿命だという。
でも、どうしてもついていけなくなったら、「(比較的)勉強が必要のない業務をする」「勉強に楽しみを見出す」「自分でサービスを作って稼ぐ」とアドバイスしているよ。
自分でサービスを作る理由は、勉強がつらい原因のひとつは「自分事」として取り組めていないから。自分でサービスを作ると、勉強に必要性や楽しみを見出すことができるようになるという。
でも、どうしてもついていけなくなったら、「(比較的)勉強が必要のない業務をする」「勉強に楽しみを見出す」「自分でサービスを作って稼ぐ」とアドバイスしているよ。
自分でサービスを作る理由は、勉強がつらい原因のひとつは「自分事」として取り組めていないから。自分でサービスを作ると、勉強に必要性や楽しみを見出すことができるようになるという。
「客先常駐がつらい」というエンジニアもいるだろうね。
居心地が悪くて病む人も結構いるので、「ITエンジニアはつらいからやめとけ」と助言した同僚もこのあたりをイメージしたのかもしれない。
てぃかしさんは「メリットに目を向ける」ことを勧めていて、「いろんな現場に行くことで、いろんな技術が学べる」「人脈が広がる、いろんな人と話せる」「嫌な人がいても、現場を変われば改善される可能性がある」と言っているよ。
てぃかしさんは「メリットに目を向ける」ことを勧めていて、「いろんな現場に行くことで、いろんな技術が学べる」「人脈が広がる、いろんな人と話せる」「嫌な人がいても、現場を変われば改善される可能性がある」と言っているよ。
確かに、異動のない職場だと人間関係が悪くても改善されようがないからね。
てぃかしさんは「キツいかどうかは、業界、会社、業種、仕事内容による」ので、大事なのは「会社選び」「仕事内容選び」、そして「技術を高めること」と言っていて、この3つをしっかりすれば、キツい仕事から解放されると言っている。
なお、動画の内容はブログの記事にもなっているよ。この16個がリスクのすべてではないかもしれないけど、予備知識を得ておくことで、少しでも不安なく希望するキャリアに進めればいいなと思う。
また同様にITエンジニアの悩みについて
《「PMガチャ」ではずれを引いたITエンジニアはつらいよ!》
《「月300時間のブラック労働」を半年続けたエンジニアの体験談》でも触れたので参考にしてほしい。
なお、動画の内容はブログの記事にもなっているよ。この16個がリスクのすべてではないかもしれないけど、予備知識を得ておくことで、少しでも不安なく希望するキャリアに進めればいいなと思う。
また同様にITエンジニアの悩みについて
《「PMガチャ」ではずれを引いたITエンジニアはつらいよ!》
《「月300時間のブラック労働」を半年続けたエンジニアの体験談》でも触れたので参考にしてほしい。
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