「カフェスタッフは20代の若い子たちで揃えろと言われちゃってねぇ」と店長に退職を促されたベテラン女性は…… | キャリコネニュース
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「カフェスタッフは20代の若い子たちで揃えろと言われちゃってねぇ」と店長に退職を促されたベテラン女性は……

画像はイメージ

年齢を理由に退職を促されたことがあるという体験談が寄せられた。定年を過ぎた人かと思いきや、投稿主は40代前半の女性だ。まだまだ働き盛りだというのに、なぜ退職を打診されてしまったのだろう。(文:林加奈)

女性が当時勤務していたのは都内にある大手IT企業内の社内にあるカフェ。「遅刻早退もしたことがなく、オープニング立ち上げから店舗を任されてきて周りからも頼られていた」という女性。しかし、ある日店長から誰もいない部屋に突然呼び出され、こんなことを言われたという。

「『クライアント企業側から、“カフェスタッフは20代の若い子たちで揃えろ”と言われちゃってねぇ……』とか『会社の方針であなたの交通費が予算オーバーになってるんだよ……』と有給を消化して退職しないかと持ち掛けられました」

クライアント側がテナントの店員に対して若い世代を要求しているという。にわかに信じがたい話だが……。

「社内のコンプライアンス相談室にも電話したり、さらに上司に相談してみましたが」

女性はこう続けている。

「確かに私は(当時)30代だし、職場から1時間かけて通勤していて交通費がかかっていましたが、採用当時はそんな募集基準はなかったはずで、退職を促されるのには納得がいきませんでした。社内のコンプライアンス相談室にも電話したり、さらに上司に相談してみましたが、真相は明らかにならず、会社に不信感を持ちました」

クライアントが本当に若い店員を求めていたのか、交通費の件も会社の方針だったのかどうかすら怪しく思えてくる。最終的に「その店長には処分は下されず、私は異動ということでおさまりました」と無事に解決した模様。

退職せずに済んだものの、退職したくなるような出来事だったことは間違いないだろう。

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