言葉一つで誰かを救うこともできるが、誰かを立ち直れないほど傷つけることもある。東京都の20代後半の女性(Web・インターネット・ゲーム/年収100万円)は、上司と「休暇の日数の話をしていた」ときのこと。
「『うちの会社は生理休暇があるので、症状が重いときは本当に助かります』と伝えたら、『あんなのは、怠け休暇だから』と言われました。女性差別に感じショックでした」
「生理休暇は怠け休暇」と主張する上司に驚いた女性。この制度を必要とする人がいるにもかかわらず、軽視するような発言はいかがなものか。(文:谷城ヤエ)
「彼女を吊し上げるために吐いた台詞」だった…
千葉県の40代前半の女性(Web・インターネット・ゲーム/年収300万円)は以前、コールセンターの部署に勤務していた。ミーティングの席で「当時の課長(女性)が産休に入る先輩社員」に対し、
「ねえ、おろせないの?」
と耳を疑うような言葉をかけたという。
「彼女を吊し上げるために吐いた台詞でした」
心無い言葉に、女性社員は深い傷を負ったはずだ。
「確かに、産休育休でメンバーが抜けると残りのメンバーがその分の穴埋めをすることは多々あることですが、それはないでしょと思いました」
と怒りを露わにした。
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