中間管理職の6割が「働き方改革で負担が増えた」と実感 「部下を帰すために残業が増えた」「事務作業を依頼しにくくなった」 | キャリコネニュース
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中間管理職の6割が「働き方改革で負担が増えた」と実感 「部下を帰すために残業が増えた」「事務作業を依頼しにくくなった」

本当に「働き方改革」できてる?

本当に「働き方改革」できてる?

セルパワーは2月4日、「働き方改革のストレス」に関する調査結果を発表した。調査は1月にネット上で実施し、中間管理職1122人から回答を得た。

働き方改革の進捗状況を聞くと、6割以上の人が「働き方改革が進んでいる」(65.2%)と回答した。具体的な取り組みについては「残業時間の制限」(71%)という回答が最多。次いで「有給消化の促進」(69.7%)、「ハラスメント防止」(38.9%)「働き手の確保」(25.6%)と続いた。

働き方改革は「管理職にしわ寄せがくる」という指摘も

働き方改革によって生じた負担については、合わせて6割近くが「強く感じる」(18%)、「感じる」(40.6%)と回答した。負担内容の1位は「事務作業」(42%)。以降は「マネジメント業務」(36.2%)、「業務遅延への対応」(22.8%)、「顧客対応」(21.6%)と続いた。回答者からは

「部下や後輩に事務作業を依頼しにくくなった」(40代男性)
「部下を定時に帰すために自身の早出や残業が増えた」(50代男性)
「管理職に全部しわ寄せが来る」(50代女性)

といった意見が目立つ。部下に代わって残業する”身代わり残業”については、4割以上が「経験がある」(44.1%)とした。

働き方改革によって部下の残業時間を抑えるために、時間外労働制限の適用外にある中間管理職の負担が増えている現状があるようだ。

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