新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークを導入する企業が増えています。4月上旬の緊急事態宣言後、急に切り替わった人も多いのではないでしょうか。でもそうなると、自宅は仕事ができる環境ではなく「なかなか生産性が上がらない!」と困っている人も多いと思います。
これまで「在宅ワークで生産性を上げる”最強の椅子” 」や「5000円以下も!”コスパ抜群の椅子”」で、在宅ワークにおすすめの椅子を紹介しました。
今回はもうひとつ、在宅ワークであったら効率が良くなる「コスパのいいPCモニター」を紹介します。PCモニターといっても数えられないほど種類があり、どれを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。選ぶ時に押さえておきたいポイントは3つあります。(文:MAMI)
PCモニターの選び方は? 何がおすすめ?
ポイント1:デスクに合ったモニターサイズを選ぶ
PCモニターは大きさを表す”インチ”というサイズ指標の他に、形を表す正方形に近い「スクエアタイプ」と横長の「ワイドタイプ」があります。最も場所をとらないのはスクエアタイプ。机が広くないけど、ダブルスクリーンで生産性を上げたいという人はこちらの購入をおすすめします。
机に余裕のある方は、ワイドタイプがオススメです。主流のタイプなので選択肢も多いですし、動画も見やすいのがこちら。
自宅用なら21~23インチが丁度良いサイズだと思います。商品によって多少違いはありますが、21.5インチは、幅51×高さ39.6センチ、23.0インチは幅53× 40.2センチ程度です。
ポイント2:仕事するのに良い画面解像度は2K
解像度とは画素数のこと。画素数が高いほど画面が綺麗に表示されます。一般的なものはフルハイビジョン(フルHD)で、2Kとも呼ばれます。それよりも解像度が良い4K、8Kなどがありますが、お仕事用では「2K(フルHD)」で十分でしょう。逆に高解像度のものを21~23インチのモニターで見てしまうと、文字などが小さく表示されて見づらくなる可能性もあります。
ポイント3:パネルの種類はIPS方式を
パネルとはモニターの画像を表示する部分ですが、駆動方式に違いがあります。主に「TN」「VA」「IPS」の3つの方式があります。今までは低価格で動きの速い「TN」がよく採用されていましたが、最近低「VA」「IPS」の低価格化も進み、これらを採用したパネルも増えてきています。仕事用では、どの角度からみても綺麗に見え、目が疲れにくい「IPS方式」がおすすめです。
この3点を踏まえて在宅ワークでおすすめのモニターを紹介します。
とりあえず安く!目を楽に!「BenQ モニター ディスプレイ(GW2283)」 1万819円~
価格重視なら、台湾メーカーの「BenQ」がおすすめです。「BenQ モニター ディスプレイ(GW2283)」はIPS形式の採用で眼が疲れにくく、さらにブルーライトカットやフリッカーフリーなどBenQ独自のアイケア技術で眼精疲労を軽減します。長時間使用しても快適で、生産性向上に繋がります。
また、通常よりもかなり画面の縁が細い「ウルトラスリムベゼルデザイン」で、フレームのキリキリいっぱいまで画面なのも嬉しいですね。
モニター?でも置き場所が…なら「ASUS フレームレス モニター(VZ239HR)」 1万1979円~
先程紹介した「BenQ」と比較されることが多い台湾メーカーの「ASUS」。「ASUS フレームレス モニター(VZ239HR)」はIPS方式採用のモニターで、ドイツの第三者調査機関、テュフ ラインランドの認証を受けたブルーライトカット機能や、チラツキをなくすフリッカーフリー技術も搭載しています。狭額デザインなので”没入感”も楽しめます。
ディスプレイ最大の特徴は最薄部が7ミリという超スリムであるという点。場所を取らず、置き場所を選ばず、在宅ワークにピッタリですね。
ゼロフレームで大迫力!「Acer モニター ディスプレイ AlphaLine(SA230Abi)」1万2980円~
台湾メーカーの「acer」。「Acer モニター ディスプレイ AlphaLine(SA230Abi)」はIPS形式採用で、ブルーライト透過率を50~80%に調整できるブルーライトシールドや、眼精疲労を引き起こす原因のフリッカーレス機能を搭載しています。
液晶パネル周りのフレームをなくした「ゼロフレーム」なので、より画面が広く、動画等を観る時でも臨場感を味わうことができます。ディスプレイも6.6ミリと薄く、ディスプレイが見やすい角度に調整も出来るのが嬉しいですね。
やっぱり日本製がいい!でもコスパは譲れない!「I-O DATA モニター (EX-LDH241DB)」1万2980円~
やっぱり日本製がいい!という方におすすめなのが老舗日本メーカーの「I-O DATA」です。石川県金沢市に本社を置く、創業40年のメーカー。「I-O DATA モニター (EX-LDH241DB)」は「ADS方式」パネル採用と記載されていますが、性能的には「IPS方式」と違いはありません。
眼に負担を与えないブルーライトカットと、フリッカーレス搭載で、一定時間連続して使用したときに時間経過をお知らせする「VDTモード」機能もあります。在宅ワークで逆に仕事時間が増えてしまった人にとっては、時間管理に一役買うのではないでしょうか。また消費電力をカットする「電源OFF機能」などもあります。
普段モニターを使っていなかったけど、一度使ってみると生産性がグッと上がって手放せなくなるという人も。この機会に最高の在宅ワーク環境を整えてみてくださいね。
※記事中の紹介商品を購入すると売上の一部がキャリコネニュースに還元されることがあります。