都内の30代女性は世帯年収1400万円。2人の子どもがいるが「子どもたちにやりたいことを我慢させることはあまりない」と語る。
「『海に行きたい』と言えば週末に、『海外に行きたい』と言えば夏休みに連れて行けます。食費は週2万円と決めていますが、特に値段を見比べたりはせず、食べたいものが買える生活。週末は別予算で外食が多いです。旬の果物は必ず冷蔵庫に入れてあります」
さらに、女性は「ある年は海外旅行に年3回行きました。国内旅行は近場で月1回くらいです」と語るが「予算を決めて、格安航空券やホテルの手配を自分たちで行いました。車は輸入車ですが、車中泊などを楽しみつつ、宿泊代を浮かせています」と明かす。
ところどころ節約しつつも、基本的にはやりたいことや好きなことにお金を使える余裕が感じられる。
「子どもがもらえるお金には、世帯収入による差をつけるべきではない」
余裕ある暮らしを楽しむ人たちがいる一方で、世帯年収が高いために税金の恩恵が受けられず苛立ちを感じている人たちもいる。
「お金に困ってはいませんが、児童手当は減額、私立高校実質無償化も対象外なので余裕はない。政府には不満。子どもがもらえるお金には、世帯収入による差をつけるべきではないと強く言いたい」(東京都/40代前半/女性/既婚子ども2人/その他/正社員/年収1600万円)
世帯年収1500万円の都内の40代女性は、子どもが2人いる。「高校無償化、大学無償化の給付が一切もらえない世帯年収のため、ひたすら働いて子どものための貯蓄に励んでいる」と語る。また、子ども2人が私立校に通うのは厳しいため、公立校への進学を望んでいる。女性は、
「不平等な制度が知らないうちに開始されている。我々の税金が使われていることに気づくべき」
と憤っている。
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