不動産・建設系の会社に勤める20代前半の女性(群馬県/正社員/未婚)は手取り15万円だが、「実家暮らしでボーナスもあるので、多少は自分のために金銭を使うことができる」と生活感を綴る。ただ、
「奨学金やスマホ代、会社規定で購入必須の車の支払いがあるため、願っても1人暮らしをする余裕がないのが現状。車の支払いがあるため会社を辞めることもできず、今は決まった相手もいないため、このまま自立できるか不安でしかない」
とも語っており、現状に満足しているわけではないようだ。仕事で使う車のために身動きが取れなくなっては本末転倒ではないだろうか。実家を頼れる今のうちに、1人暮らしを実現できる待遇の会社へ転職するほうが賢明かもしれない。
「夜、家に帰ってから夕飯を食べるだけの1日1食です」
長野県在住の30代後半の男性(正社員・職員/未婚)はドライバーの仕事をしているものの、年収は100万円に満たない。手取りではわずか月6万円ほどの収入だ。
「実家暮らしなのでまだいいですが、貯金が増えず、貧乏性な性格になりました。運転の仕事に集中してるとお腹が減らないので、夜、家に帰ってから夕飯を食べるだけの1日1食です。苦ではありません。結婚なんて趣味は無理ですね」
どのくらいの労働時間でこの収入なのかは不明だが、このままでは親の亡きあと生活が立ちいかなくなるのは明白だ。1日1食の食事でドライバーの仕事を続けるのも、いつか事故につながりそうで心配になる。どうにかして今よりも収入を増やすことはできないのだろうか。