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「服や靴、下着なども買うのを躊躇します」手取り18.1万円の30代女性

画像はイメージ

大阪府在住の女性(30代後半/正社員/未婚)は転職による引っ越しを繰り返し、“引っ越し貧乏”になってしまったそうだ。

「諸事情で転職が多く、体力もなく勤務先が遠いと通勤で消耗してしまうため、転職のたびに会社から30分圏内くらいのところへ引っ越しており、引っ越し代がバカになりません。毎回地味に痛いのがエアコンの取り付け費用。なんだかんだで2~3万円くらいかかります。今まで払った取り付け費用で、エアコンをもう2台くらい買えたと思います」

女性は現在、IT・通信系の会社で働いている。ボーナスもあるが、月々の手取りは18万1000円と決して多くはないため「基本、無駄遣いは絶対にできません」と嘆く。(文:福岡ちはや)

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「トップスに毛玉ができてもまだ着れる」

女性は衣食住のすべてにおいて、節約が欠かせないことを打ち明ける。

「食事は自炊、家賃もできるだけ安く抑えられるところに住んで、水道光熱費も高くならないよう気をつけています。この夏は非常に暑く、週3回テレワークだったこともあり、去年よりエアコンを使いすぎてしまい請求が心配です」

「恥ずかしいですが、服や靴、下着なども買うのを躊躇してしまいます。トップスに毛玉ができてもまだ着れるかな、フットカバーに穴が空いても見えない位置ならまだ捨てなくてもいいか、という感じです。靴もだいぶすり減っています。安物をワンシーズンで履きつぶすのではなく、長く使える良い物を買えばいいのでしょうが、なにせ先立つものがなく……。こんなありさまなので、自分へのご褒美にスイーツとかもちろん無理です。買いたくても買えません」

カツカツの生活を送っているようだが、「今の会社は残業代の支給があり、ボーナスも年2回あるのがせめてもの救いです」と明かし、

「これまでの会社は当然のようにサービス残業、ボーナスなんて1円も出ませんでしたから……。転職も引っ越しもこれを最後にしたいので頑張りたいです」

と決意表明していた。ぜひとも長く勤めて、引っ越し貧乏を脱してほしいものだ。

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