手取り14万円の20代保育士「将来の国を支える大切な命を預かる仕事なのに、給料が低すぎる」と憤りの声 | キャリコネニュース - Page 2
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手取り14万円の20代保育士「将来の国を支える大切な命を預かる仕事なのに、給料が低すぎる」と憤りの声

公立保育士の女性は正社員として月収18万円、手取りで14万円だ。夫は介護福祉士をしており、子どもは2人いる。「2歳と0歳を育てていますが、将来のことがとても不安です」と日常について綴る。

「地方に住んでいるので、都会と違い車は2台持ち。田舎なので所有しないという選択肢がない分、税金やガソリン代がかかります。そこに消費税の増税だったり、野菜の物価が上がったり……。これから給料は少しずつ上がっていくでしょうが、それに合わせて引かれるものも増えていきます」

女性は「いつかやっていけなくなるかもしれない」と感じる日々を過ごしている。そうした不安から転職して、今より給料が高い職場で働きたい考えもあるようだ。しかし高給になるほど「かなりの確率で大卒限定」になるのが現実だと明かす。

「主人は高卒なので、そのような会社には入りたくても入れません。企業側としては、大卒限定の理由もあるのでしょう。でもそういったことが、余計に貧困の連鎖を生んでいるのでは、と感じています」

「人手不足では子どもの安全も守りきれなくなります」

さらに女性は、ネットニュースで見た「給料を上げてほしい職業」についても言及。それによると、ランキングのトップに介護福祉士と保育士が入っており「本当にその通りだと思いました」と現状を語る。

「保育士はいろいろな書類や壁面、おもちゃの作成などで残業が多いです。しかし、その分の残業手当はありません。これからの国を支えていく大切な命を預かる仕事なのに、給料が低すぎるのではないかと思います。給料のせいもあり、世間でも言われているように保育業界は人手不足です。人手不足では子どもの安全も守りきれなくなります」

また介護福祉士に関しても「24時間体制で大切な命を守るとても大変な仕事なのに、給料が低い職業ランキングの上位に入っているのはどうなのかと思います」と憤りを露わにしている。

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