現在募集している雇用形態、またこれから採用したい雇用形態は「正社員・アルバイトどちらも不要」(40.6%)が最多となった。続いて、「アルバイトのみ採用したい」(31%)、「正社員・アルバイトどちらも採用したい」(22.9%)となった。
コロナ禍において、特に重視する人材採用基準を聞くと、「即戦力となる資格保有者や経験者」「PCやSNSの知識がある」「少ない勤務日数や時間でも働ける」「様々なポジションを任せられる 衛生管理がきちんとできる」などが挙げられた。
実際に採用した人材を定着させるために、「怒らない」「上から目線で指導しない」といった声のほか、「しっかりコミュニケーションをとる」「待遇を充実させる」などの努力をしているという回答が寄せられた。
これまでに申請、または申請協力を行った雇用関連支援金で最も多かったのは、「雇用調整助成金(特例措置)の申請」で46.3%だった。次いで、「雇用関連支援金の申請や申請協力を行ったことはない」(42.7%)、「緊急雇用安定助成金の申請」(22.1%)、「従業員による新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の申請に協力」(20.5%)と続く。
コロナ禍において、雇用や従業員に関する悩みでは「従業員の希望に沿ったシフトを組めない(40.8%)」が最多。他には「従業員の希望額を満たす給与を出せない(32.8%)」「人材が不足している(23.3%)」などが挙げられた。