理不尽すぎるブラック企業の実態「親の葬式でも出勤するのが当然」「28日連勤でも残業代・ボーナスなし」 | キャリコネニュース
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理不尽すぎるブラック企業の実態「親の葬式でも出勤するのが当然」「28日連勤でも残業代・ボーナスなし」

パワハラが横行するブラック企業

パワハラが横行するブラック企業

世のビジネスパーソンは、職場のどのようなところに「ブラックな一面」を感じているのだろうか。営業職の40代男性は「毎日上司とサシ飲み。後半1時間は、必ず酔って同じ説教」と明かす。その悪習は、3年も続いたそうだ。他にも、キャリコネニュース読者から寄せられた「ブラック企業の実態」を見ていこう。(文:鹿賀大資)

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「メンタルを病んで休職すれば厄介者扱い」

事務・管理職の40代女性は、前職でのブラックな日常を説明する。女性は契約社員で、雇用契約上は「9~18時勤務」だった。しかし実際には、「終電まで働かされたことがあった」と綴っている。

「断っても脅迫に近い形で説得され、結局は帰らせてもらえなかった。さらに『8時半から来い』と言われたことも。何のための契約なのか全く意味不明。仕事ができない社員には頭ごなしに怒鳴ったり、物を投げたり…。理不尽なパワハラは日常茶飯事。メンタルを病んで休職すれば厄介者扱い。女子更衣室と女子トイレは、いじめられた女の子の避難所でした」

傍から見れば、とんでもないブラック企業だが、「上層部はこの状況が普通だと思っている」というから驚きだ。

「28日連勤。連勤中は社内泊。残業代もボーナスもなし」

50代男性は、約10年前に体験した元勤務先でのブラックエピソードを語る。宅配便事業を全国展開する会社で、男性は10年間ほど勤務していた。

当時の社風は、「親の葬式でも出勤するのが当然」という体育会系気質。喪主にも関わらず出社した従業員を褒め称えていたそうだ。男性は「全国すべてが、そういう社風じゃなかったらしいですが」と、自身に降りかかった災いについて続ける。

「入社時に『1~2年で正社員』と言われたが、ペーパーテストは満点でも面接で落ちる。理由は非公開。最も合格率50分の1くらいでしたが。正社員も準社員もやる仕事は一緒なのに、公然と『正社員は報酬が高いから増やすメリットなし』を支店長が言ったことがあります」

ほかには、

「28日連勤。連勤中は社内泊。残業代もボーナスもなし」(40代男性/営業職)
「上司からの罵倒が日常茶飯事。仕事が休みの日も毎日電話などで詰められたり…。最終的には鬱になり退職しました」(20代女性/ITエンジニア)

という声も寄せられた。

※アンケート概要
■実施期間
2019年12月19日~
■回答数
719 ※7月21日時点
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/G42CZUHP
■質問項目
・体験した「ブラック企業」エピソードを教えてください。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」
のほか「夏のボーナスいくらですか?」オンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを実施しています。

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