東大院卒の20代男性、留学先で日本人に「偉ぶっている」「上から目線」などと言われショック受ける | キャリコネニュース
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東大院卒の20代男性、留学先で日本人に「偉ぶっている」「上から目線」などと言われショック受ける

画像はイメージ

キャリコネニュースの学歴に関するアンケートには、高学歴の人から「高学歴ではない人とは同じレベルの会話がしづらい」といった声が届くことがある。決して悪気はなく、基本的な知識や理解力が違うという話だ。

東京大学大学院卒で20代後半の男性(大阪府/サービス系/教育・保育/正社員/年収500万円)は、カナダ留学の際に感じたというこんな衝撃を教えてくれた。(文:okei)

※キャリコネニュースでは学歴をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/K0DQY3O9

日本にいた時は「腰が低すぎる」と言われることが多かったが……

「青春時代は勉強一筋で生きてきた」という男性は、

「もちろん該当しない方々もいらっしゃるだろうが、高学歴の人は高学歴を得るための道を歩んできており、そうでない人ととは、同じ日本で生まれ育ったとしても、全く違った背景を背負って生きている」

と学歴による背景の違いを語る。男性にとってそれを初めて実感したのは、大学生の頃「カナダの語学学校に留学」したときだ。

「そこで一番驚いたのは文化の差。それは、現地の人とではなく、日本人留学生同士の差である。高卒や専門卒や聞いたことがない大学の学生がほとんどであり、同じ日本を生きてきたのかと驚きの連続であった」

男性は、さまざまな学歴の日本の若者と出会い、会話の中で大きな差異を感じたようだ。留学先では

「”私の周りでは当たり前の話”をしても、『偉ぶっている』『上から目線』などと嫌がられることが多かった。むしろ、私が日本にいた時は『腰が低すぎる』『もっと堂々としろ』と親やクラスメイトに言われることが多く、(留学先では)真逆の指摘を繰り返しされ、どうすれば良いのかわからなかった」

と戸惑いを振り返る。

男性は「帰国後、自身の本来の文化圏に戻ってきて安心したのを覚えている」と当時の心境を明かし、結論としてこう締めくくっていた。

「私にとっての『当たり前』が、『当たり前』として成立するコミュニティは、留学するまで気づかなかったが、高学歴の人の社会であったのだ」

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