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大学助手を1週間で辞めた女性 「未経験OKの職場でしたが……」

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大学で教授をサポートする大学助手の仕事。憧れを持つ人もいるだろう。しかし、そんな大学助手を即行で辞めた経験談がいくつか寄せられている。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「ほかの同僚や学生との関わりは全くなし」

栃木県の40代女性(素材・化学・食品/年収450万円)は、大学研究室での助手の求人に応募した。

「未経験OKの職場でパートで時給はかなり安かった。それでも面接は教授や助教授?講師?の関係者5名で行われ、驚きました」

時給の安いパートの面接で面接官が5名もいたのだから、女性も驚いたことだろう。働き始めてからも、息が詰まるような職場だったようだ。

「基本的には先生の指示なので、ほかの同僚や学生との関わりは全くなしで、いつも静まり返っていました。食堂での食事も怖くなり、ロッカールームで食べていました」

というほど、職場の雰囲気に耐えかねた女性はわずか一週間で退職している。「就職活動に焦って、とりあえず聞こえのいい大学という場所で、と考えたのが浅はかでした」と後悔の念も綴っていた。

「愚痴を1日中聞かされる助手の仕事」

京都府の50代女性(医療/年収500万円)は、自身が経験した大学助手の仕事についてこう振り返っている。

「個人主義の上司(教授)に振り回される部下(講師)の愚痴を1日中聞かされる助手の仕事に意義を見いだせなかった。大学教員の教育に対するレベルの低さに驚いた。学科全体の協力体制のなさに失望した」

女性は入職してから3日後に退職を申し出て、3か月後に退職。「個人的な偏った価値観に振り回されたくなかった」と、退職には満足している様子だ。

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