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時短パートのはずがリーダー代理に→「毎月の労働時間260時間超」となった女性の日々

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介護業界は人手不足による職場のブラック化が蔓延しているようだ。30代女性(三重県/年収550万円)が勤務する施設でも例外ではなく、人の出入りが激しく、現場は疲弊しているという。(文:林加奈)

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「社員は業務に不安を漏らし、いつの間にか私がリーダー代理」

女性はその介護施設を時短パートで契約した。だがそこは

「入社したときは社員もそれなりにいたが、横領があったり、休憩に行ったきり戻ってこなかったり、いろいろありいきなり半分が解雇。派遣契約したと思えばすぐに来なくなることも珍しくない」

と従業員が次々に去っていく職場だった。「残ったメンバーで回り始めたと思ったら、リーダーが脳腫瘍で倒れ……いきなりリーダー不在。社員一人と私のみ。ブランクがある社員は業務に不安を感じると漏らし、いつの間にか私がリーダー代理」と、パートでありながら責任ある立場になってしまった。

「その残った社員の顔色を疑う日々」だったと振り返るが、なんとその社員は「私が倒れる前に」と逃げるように辞めてしまった。女性は

「6時から22時まで働きながら、家のことも最低限する毎日。今では社員1人増えたが、毎月260時間を超える労働時間」

と時短どころか1日16時間拘束で、パートとは思えない長時間労働を強いられている。そのうえリーダー代理として会議に参加すると「土俵違い」と言われてしまう。女性は「だけど何でもやらされる毎日」とジレンマを抱えながら、今もその会社で介護の仕事を続けている。

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