「社内で前科者扱いされました」無茶な案件を断ったら散々な目にあったエンジニア男性 | キャリコネニュース
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「社内で前科者扱いされました」無茶な案件を断ったら散々な目にあったエンジニア男性

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新卒で入った会社がブラックだったとき、ひどいムチャ振りにもなんとか対応しようと頑張ってしまうものではないだろうか。ITエンジニアとして働く20代前半の男性(東京都/年収250万円)も、会社からの無茶苦茶な要求にある程度までは応えようとしていたが……。

上司「お前のしたことは“前科”がつく」

「新卒で入ったのはSESと人材育成を事業として行う企業でした」と語る男性。SES(システムエンジニアリングサービス)とは、客先にIT技術者を派遣すること。「Javaの製造開発に関する研修を未経験から7か月という長い期間もした」とのことで、つまりIT技術者になるべく勉強していたのだが……

「その後に入った最初の案件は製造開発でなく講師案件」

と配置されたのはなぜか人材育成の仕事だった。

「開発に関する実務経験もないのに未経験者を講師にアサインする神経が分からない。(会社側に)『開発の案件に行きたい』と言っても『案件がない』と言われました」

異議を唱えた男性だったが、仕事がないなら仕方ない。「結局約2か月登壇した」というが、なんとその後、

「今度は講師として登壇するための講師研修を受けさせられる。百歩譲って未経験者を講師に登壇させていいとしても順序逆だろ普通」

と憤りをあらわにする男性。極めつけは、その講師研修さえもひっくり返すムチャ振りだった。

「講師研修後の案件で扱う言語が、これまで扱ってきたJavaではなくVB(Visual Basic)。今まで何のためにJavaで研修やってきたの??これはさすがに断りました」

「しかし、断った結果上司から返ってきた言葉は『お前のしたことは“前科”がつく』というまさかの『犯罪者扱い』。受け入れてもいない案件でやらかしたわけでもないのに、社内で前科者扱いされました」

メチャクチャな指示ばかりのうえ謎のレッテルを貼ってくる上司。社員を何だと思っているのだろう。男性は

「もうここにいては自分がダメになると思い、転職を決意。本当は最初の講師案件が来た時に転職を考えており、その時は我慢したのですが、さすがに今回は耐えきれませんでした」

と我慢の限界がきたことを綴った。ちなみに、会社側のでたらめなやり方は労務管理にまで及んでおり「実質的な給与未払いが発生しているということを人づてにききました」と明かす。また当時「開発事業部」に所属していたが

「聞くところによると、営業部では新卒にろくな研修もせず適当に営業させるずさんな運営だったらしいです。そりゃ案件がないのも納得」

と内情を暴露。「現在は転職先で開発案件を待っています」と報告している。まともな会社に転職できたようで何よりだ。

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