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え、そこから聞く? 「この小学校に入ったのはなぜか」細かすぎる面接官にうんざりした女性

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面接官の態度はその会社の雰囲気を知ることのできる重要な手がかりの一つである。いい加減な態度の面接官が相手では、会社そのものに不信感を抱くだろう。

「ムカついた面接」というアンケートに回答してくれた佐賀県の30代前半の女性(事務・管理/年収450万円)は、20代半ばに転職活動をしている際に体験した、非常識な面接エピソードを明かす。(文:國伊レン)

小学校、中学校、高校、大学、現在在籍の会社まで事細かに聞いてくる

「パチンコの事務に応募したところ、面接官は年老いた男の人と、30代くらいの女性でした」

「年老いた人が、事細かに聞いてくるので律儀に答えていました」

聞かれたとおりに答えていた女性。しかし、男性の質問の細かさは度を越していたようだ。

「履歴書を見て、『この小学校に入ったのはなぜか』と聞かれ、答えると次は中学校、高校、大学、現在在籍の会社まで事細かにです」

と女性は振り返る。女性は、大学以外は公立の学校に通っていたそうで「地元ではよくあるパターン」だった。特段不思議なことでもないのに枝葉末節に質問され、面接時間が長くなってしまったという。

しかも、女性が質問に答えている最中に、男性は自分の眼鏡を外して拭きだしたという。

「上に持ち上げて汚れが取れているか確認し、汚れが残っていたのかまた拭いて……としていました」

「信じられませんでした」と漏らす女性。その場で帰ろうかと思ったというが、地元は狭くどこで繋がっているか分からないので、その場ではぐっとこらえ、家に帰ってからすぐに辞退の電話をしたそうだ。

「パチンコ業界とはいえ、給与がよかったし事務なので応募はたくさんあったと思います。けれど自分からしてきた退屈な質問の最中に、眼鏡を拭くのはあり得ないと思います」

女性の憤りは今なお収まらないようだ。その後、そのパチンコ店は何度か事務を募集しているというが、募集しても集まらないか、すぐ辞めてしまう様子だという。

「面接でその態度なのだから当たり前だと思います。最低な会社だと面接で教えてくれる親切な会社だと思いました」

と皮肉った。面接官は自分の態度が会社の評判に関わってくることを忘れてはいけない。

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