人員配置にかこつけて、減給してきた会社側からの言い分がまた酷かった。女性はこう嘆く。
「『基本給は変更しなかっただけ感謝して欲しい』と言われた時は、ビックリしました。事務員ベースの給料で、営業職。しかも、接待は実費と、生活出来ません」
一方で、もっと深刻な影響を受けた人もいる。
「社長に労基法違反を指摘してからパワハラが始まり、約一年間無視されました」
と語るのは、長崎県に住む40代後半の女性(サービス・販売・外食/年収100万円未満)。そのパワハラぶりは凄まじく、年末調整も健康診断も拒否され、勤務表も勝手に少なく改ざんされたという。さらには、
「雇用契約にない支店に配置されたり、無賃で始業前の掃除も強要されたり、有給休暇も取らせて貰えなかったです」
というから、さすがに度が過ぎているし法令違反でもあるだろう。その後は「本社に報告するとパワハラがエスカレートし、クビになりました」と残念な結末を綴った。しかし、このような会社であれば退職したほうが良いとも言えそうだ。
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