研修場所が「サティアン」と呼ばれる物置小屋だった 「洗脳させて捨て駒で使うらしい」と振り返る男性 | キャリコネニュース
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研修場所が「サティアン」と呼ばれる物置小屋だった 「洗脳させて捨て駒で使うらしい」と振り返る男性

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就職活動をしていると「学歴フィルター」を感じることがある。筑波大学を卒業した30代前半の女性(東京都/営業/年収800万円)は、「企業向けの説明会で、(自分は)予約枠がたくさん空いていたが、他の出身校の方は全然枠がなく、予約に苦戦したと嘆いていた」。このように、就活中に学歴フィルターの存在に気づく人が少なくない。学歴フィルターにかけられ、ふるい落とされた人の回答も多く寄せられている。いくつか紹介していこう。(文:林加奈)

「インターンシップの結果の通知が旧帝大、早慶から合格が来ていた」

30代前半の女性(北海道/素材・化学・食品・医薬品技術職/年収250万円)は、学歴フィルターを感じた瞬間をこう振り返る。

「転職時、転職エージェントや周囲の意見を聞いた際に気がついた。歳にして26歳。元々田舎出身のため、公務員が一番いいと思ってたので気に留めてなかったですが、理系や開発職となると大卒以上なら選択肢は広がるなと痛感」

この女性は短大卒。転職活動で選択肢が限られていたということだろう。

立命館大学卒の30代前半の男性(京都府/ITエンジニア/年収450万円)は、他の内定者と研修場所が異なっていたと明かす。

「他の人が会議室に対して、物置小屋のようなところで行われた。研修担当の教官に研修中に電話がかかってきた際に、電話の相手にどこにいるのか?というような話で『サティアン』と答えていた。 洗脳させて捨て駒で使うらしい」

研修する部屋を「サティアン」呼ばわりするとは、もはや学歴フィルター以前の問題のような気もするが、学歴ごとに研修する部屋を分けられるのは気分のいいものではないだろう。
ほかにも、

「インターンシップに応募したとき、結果の通知が学歴順だった。旧帝大、早慶から合格が来ていた。また、複数日程開催だったので自分が合格をもらったときには、同じくらいの学歴の人しかいなかった」(20代前半の男性/滋賀県/エンジニア/年収300万円/立命館大学大学院卒)

と、企業側が学歴で判断していると思われるような状況を目の当たりにした人もいた。

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