仕事の内容や分量の割に給料が安いと、会社に搾取されていると感じるもの。できれば転職したほうがいいが、なかには事情があり転職できない人もいるだろう。投稿を寄せた30代女性もその一人のようだ。
通信インフラの大手企業に勤務しているが、年収は350万円と満足のいく給与をもらえず、「搾取されている」と感じている。
発端は、上司からある男性の仕事を代わりにやるように言われたこと。その男性についてこき下ろした。
「年功序列で役職がついて、得意なジャンルの仕事には強いが他の仕事ができないし、タバコ休憩ばかりで努力もしない50代後半のおじさん」
しかもその男性は別チームに所属しているというから、ますます納得がいかないのだろう。(文:天音琴葉)
「おじさんの仕事量の少なさと給料の高さ、役職がついてるくせにろくに仕事をしない無責任さが許せません」
怒りが止まらない様子で次のように続けた。
「別のチームの私にその人の仕事を上司からやるように言われて仕事をしているのに評価も給料も変わらないのはおじさんからも会社からも搾取されていると感じます。おじさんが降格しないのも納得できないし、働く人が報われず働かない人に優しい会社にも天罰が下ってほしいです」
世間でも働かないおじさんが問題になっている。若手や働き盛りの世代の負担が増え、疲弊し、挙句に転職していく。会社にとって損失でしかない。
「私は育休からフルで復帰して1年もたたず家事育児しながら必死に働いて人の仕事までしているのに、給料は変わらず復帰直後でボーナスも低く、家事も育児も妻に丸投げで仕事しかすることがないおじさんの仕事量の少なさと給料の高さと役職がついてるくせにろくに仕事をしない無責任さが許せません」
子育てをしながらフルタイムで働くだけでも大変だ。そこに理不尽な理由で仕事を増やされれば、女性の言葉が荒くなるのも無理もない。もしかしたら上司も働かないおじさんの扱いに困っているかもしれないが、女性一人に背負わせるのはおかしいだろう。まずは上司に率直な気持ちを伝えてみたらどうだろうか。
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