その店のスタッフは、和式トイレを使えない客の対応に苦慮しているようだ。
「小さいお子様やおじいちゃんは和式でできないんです。だからわざわざ家に帰ったり、漏れそうなお子様を連れたお父さんがいつも困ってるので、仕方なく女子トイレを使ってもらってます」
和式トイレの使い方を知らない子どもや、腰をかがめることができない高齢者などが利用できないというのだ。トイレに行くためにわざわざ家に帰ってもらうのは店としても心苦しいことだろう。
「和式のままということになりました」
そうした現状を目の当たりにしている女性は、会社に不満をあらわにしている。
「今のご時世にトイレを洋式に変えてくれない、お湯も出ない、ウォシュレットじゃない、あまりにもケチで嫌になります」
会社側はどう考えているのかといえば
「こないだトイレがどうなってるか会社でアンケートを取りました。が、どちらかが洋式なら1つは和式のままということになりました」といい、「ケチ会社」とまで書いている。
顧客視点があれば、真っ先に改善すべき問題のように思えるが、会社の方針は現場の思いとは大きくかけ離れているようだ。
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