どういう理屈!? セクハラ加害者を「家庭で立場が弱く苦労している」と擁護してお咎めなし 納得いかない30代男性が取った行動とは | キャリコネニュース
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どういう理屈!? セクハラ加害者を「家庭で立場が弱く苦労している」と擁護してお咎めなし 納得いかない30代男性が取った行動とは

職場のセクハラは放置すればさらに酷い事態になりかねない。ところが、上司が「加害者が可哀そうだから」と何もしなかったら……。30代男性から寄せられたのは、まさにそんな上司の対応に疑問を抱いた経験談だ。

役職は課長代理だという男性。部下である20代の女性社員から、50代の男性一般社員によるセクハラ被害の訴えを受けた。内容は、「自慰の頻度はどのくらい?彼氏とは朝帰りしたりするの?」といった卑猥な発言や、肩に触れるといった悪質な行動だった。男性はすぐさま課長(50代)に相談したのだが……。(文:篠原みつき)

「追加で訴えが来たら考えよう」と被害者の訴えを黙殺

驚くことに、課長はまともに対応する姿勢を見せなかった。

「課長からは加害男性が『家庭内では立場が弱く苦労しているから』と、被害者の訴えをスルーして、『追加で訴えが来たら考えよう』と対応をしてもらえなかった」

あろうことか、加害者のプライベートな事情を持ち出し、被害者の訴えを軽視したのだ。加害者の家庭の事情など、被害者からしたらどうでもいい話だ。これでは、二次加害と言われても仕方ない。

「課長は動いてくれる様子がなかった」ため、男性は会社のハラスメント相談窓口に直接連絡。その結果、

「加害者が異動となって終わったが、課長の対応に納得が出来なかった」

事態は一応の収束を見たものの、投稿者である男性の胸には、課長の対応に対する強い不信感が残ったようだ。

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