この不公平な状況に、ある部長が「トップ自らが示す必要がある」と異論を唱えた。経営陣も身を切るべきだと進言したのだ。しかし、それに対する答えは驚くべきものだった。
「『なぜ、そんなことをしなければいけないのか』という回答だったらしい」
あまりにも当事者意識が欠けた言葉に、耳を疑う。トップが責任を取らず、現場に負担を強いる組織の本性が露呈した瞬間だった。男性は、そんな会社の現状を冷静に見つめ、こう結んでいる。
「従業員も次第に退職していっており、このままではつぶれるんじゃないかとも感じる」
社員が次々と去っていくのは、減額そのものよりも、経営陣への不信感が原因なのかもしれない。
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