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「いつでも辞められる」という余裕が武器になる? ハズレ上司に潰されないための“出口戦略”の作り方

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今年も、新入社員の皆様が期待を胸に入社されているかと思います。しかし、いざ入社して配属されると、運任せの配属に「配属ガチャ」を感じたり、「上司ガチャ」を感じたりする方が多いと言われています。皆様はいかがでしょうか?

今回は、そんなガチャの中でも「上司ガチャ」を感じた際の対処法についてご紹介してまいります。(文:働きがい創造研究所社長 田岡英明)

最近の「ハズレ上司」の原因はコミュニケーション不足?

上司の何をもって「アタリ」「ハズレ」とするかは、個人差はあると思いますが概ね以下のようなものではないでしょうか。

・「アタリ上司」の特徴

部下の成長やキャリア育成に熱心で、相談に乗ってくれる。

仕事の成果やプロセスを適切に評価し、常に寄り添ってくれる。

問題が起きた際に的確に支援や助言をしてくれる。

・「ハズレ上司」の特徴

部下の成果を自分のものにする。

気分屋で理不尽、指導が感情的でイライラしていることが多い。

トラブルの責任を部下に押し付けたり、丸投げしたりする。

昔から「ハズレ上司」は存在していたかと思います。ただ、最近はハラスメントに対して厳しい目を向けられるようになったため、あからさまな「ハズレ」は減ったのではないでしょうか。

一方で、コロナによって進んだリモートワークや、働き方改革の影響で残業をさせにくくなったこと等によってコミュニケーション不足も起きています。その結果、上司とのやり取りが上手くいかず「ハズレ」だと感じる方も一定数いるようです

キャリア心理学の観点からは、最初の3年についた上司によって、その人のキャリアが左右されると言います。職業キャリアのスタートとして、ハズレを引いたと感じた際には、どのような行動をとっていけばいいのでしょうか?

ハズレを引いたと感じた際の7つの対処法

対処法(1):自分の認知を疑う

人間の意識は、関心を持った情報をキャッチしていきますので、「ハズレ」と決めつける前に、自分の色眼鏡を一度外してみましょう。上司の厳しい指導が、自身への期待だったりすることもあります。感情を脇に置いて、事実と解釈を分けて客観的に上司を見てみましょう。

対処法(2):上司の頭の中を理解する

敵を知れば、百戦危うからず。上司の立場や優先順位を推測していきましょう。「問題は自分がすぐに解決しなければいけない」とか「失敗がないように細部まで目を光らせておかないといけない」といった上司にとっての成功の定義を探ってみましょう。

対処法(3):コミュニケーションのズレを修正する

上司との相性が悪いと感じる原因の多くは、コミュニケーションのズレにあります。徹底的に報連相を心がけ、自身の思いや現状を伝えていきましょう。そして、上司からの指示に疑問があった際には、「念のための確認ですが、〇〇といった認識であっていますでしょうか?」とコミュニケーションのズレを修正していきましょう。

対処法(4):レジリエンスを鍛える

レジリエンスとは、弾力性や回復力を表す言葉で、ストレスを跳ね返すのではなく、柳のように「しなやかに受け流す」力のことを言います。上司から叱責を受けた時に「自分はダメだ」と責めるのではなく、「今回は手法が不適切だっただけだ」と、上司の言葉をフィードバックとして捉えていきましょう。

対処法(5):相談できる味方を作る

孤立は、モチベーションダウンの最大の原因になります。職場の中に上司との関係性を相談できる先輩や同僚を見つけておきましょう。一人でも自分の理解者がいるだけで、精神的な安定性は劇的に向上していきます。「それは上司の方がおかしいよ」とフィードバックをもらえることもあります。

対処法(6):自責思考を養う

みなさんご存じの漫画『鬼滅の刃』の冨岡義勇の名ゼリフに「生殺与奪の権を他人に握らせるな」といったものがあります。「上司のせい」で終わらせずに、自分のコントロールできる範囲に集中します。「上司が悪い」と他責にするのは楽ですが、それでは状況は好転しません。「自分にできることは何か」と考えることで、主体性を取り戻していきましょう。

対処法(7):逃げ道を確保する

「いつでも辞められる」という余裕が、逆に今の仕事を続ける強さになっていきます。「ここしかない」と思い込んでいると、追い詰められていきます。社外の選択肢を知ることは、今の職場に依存しない「心の自律」に繋がっていきます。転職サイトに登録して市場価値を確認し、「出口戦略」を用意しておきましょう。

「アタリ上司」であろうと「ハズレ上司」であろうと、そこから何を学かが自身の成長の鍵となります。アタリ上司にあたって仕事がしやすかった反面、なんでも教えてくれるので考える力が育たないこともあります。逆にハズレ上司であったからこそ、自分で考える癖が身につき、高い成長を作り上げられることもあります。

その状況に対し、自分がどのような行動をとっていくかがポイントになります。今回ご紹介した7つの対処法を参考に、皆様の豊かな職業キャリアへの道をスタートしていただければと思います。

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