男性が特に苦痛に感じているのが、朝の貴重な時間だという。
「朝礼で話す時、みんな朝イチだから急いでいるので、なるべく話は簡潔にして欲しいところなのに、寄り道や無駄話が多くて、10数分から数十分も掛かる事がザラです」
忙しい朝に数十分も拘束されるのはシンプルに迷惑だ。朝礼だけでなく全社的な会議の際にも、社長の悪癖は炸裂する。
「もともとの発表者の話が終わると『私からもひとこと』と言って話すのですが、本来の発表が3分程度なのに、社長は10分以上延々と話す事がほとんどです。どこがひとことなのかと思います」
社長の話時間として「20分用意したのですが、倍以上喋り続け」
極めつけは、全国の社員を本社に集めて開かれた会議での出来事だ。
「社長の『長話癖』を考慮して、最後におこなう社長の締め括りの話の時間として20分用意したのですが、倍以上喋り続け、参加した社員の中には、帰りの新幹線や飛行機に乗れない人が続出しました」
遠方から集まった社員の帰りの足を奪うという、実害が生じるレベルになっている。
「いっぱい話さないと伝わらないと思い込んでいるのか、それとも単に話し好きなだけなのか、本当に厭になります」
と、切実な本音をこぼす男性。社内はすでに不穏な空気が漂っているという。
「近々また全社的なイベントが予定されているのですが、社長の長話が厭で参加拒否している社員が結構いて、不協和音の原因になっています」
社長本人が気付いてくれない限り、社内イベントの参加者は減っていく一方だろう。
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