男性が納得いかないのは自身の業務量だけではない。「たいして仕事もしない人間がなぜか上へと引き上げられていく」という現状にも嫌気がさしているようだ。
「昇進した彼らが何をしているかといえば、ただ上の顔色を窺っているか、昔と変わらない単調な作業者レベルのルーチンワークをこなしているだけである。部下の育成や現場の課題解決といった、本来の役職者に求められるはずのマネジメント業務からは逃げ続け、一切手を出そうとしない」
現場でトラブル対応に追われる中、上司の姿を見て限界を感じたという。
「必死にメンバーへ指導し、現場のトラブルを解決してようやく一息ついたとき、ふと視界に入るのは、自分よりも高い給料と立派な肩書きを持ちながら、責任を放棄してだらだらと作業をこなすだけの上司の姿だ。その光景を目の当たりにしたとき、自分がここでどれだけ身を粉にして働いても、あの働かない人間たちを都合よく楽にさせるだけなのではないかという残酷な事実に気づいてしまう」
働かない上司がいい思いをする現実に直面し、仕事への情熱は完全に冷めてしまった。
「実務能力も指導力もない人間が上のポストを占領し、現場を支える人間の努力だけが搾取される。その明確な組織の歪みを悟り、これまでピンと張っていた緊張の糸がプツンと切れたとき、仕事に対するすべての情熱は冷め切り、ただただアホらしいという虚無感だけが残るのだ」
自分より高い役職の人間がまともに働いていないとなると、自分の将来も不安になる。男性はそれなりに高年収ではあるが、やはりそれだけでは満たされないものなのだろう。
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「そんな上司について行きたくありません」自分の仕事を押し付ける上司に言い返したエピソード


