大企業の夏ボーナスの平均支給額が100万円超という報道もある中、華やかな数字とのギャップに、女性は怒りが収まらない様子だ。
「ニュースで平均100万円とか、国会議員が私の年収の人によっては3倍くらいもらっているのがムカつきます。何の成果もあげていないのに、なんなら寝ているのに」
今年の夏のボーナスのさらに「パートなので頑張った人もそうでない人も一律1万円です。5月が祝日が多くてお給料がめちゃくちゃ低かったのでその補填にもなりません」と苦しい胸の内を明かしている。
「ボーナスというよりも寸志」生き別れた母親に会うために使う予定
福岡県の60代男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収250万円)は、緑地管理の仕事をして10年近くになるが、今年の夏のボーナスは「差し引き税込み3万数千円」だったと言い、冷ややかな姿勢だ。
「ま、10年近く働いているものたちから言わせると『あるだけまし』と。ボーナスというよりも寸志。テレビでの(報道される)10万円単位なんて当社ではあり得ません。昨年暮れより数百円上がっただけ」
支給されたわずかなボーナスの使い道についても、「生き別れた母親家族に再会するための旅費等と総合病院での胃カメラ検査費でなくなります」と切実な事情を明かしている。
また、正社員であっても厳しいケースはある。東京都の50代女性(事務・管理/年収450万円)は、すでにボーナスをあてにする気はないようだ。
「毎年2万円以下。今年も同様だった。交通費より安いボーナスなんてありえないから。副業禁止だけどこっそりやっている」
物価高が続くなか、こうした「寸志」レベルのボーナスでやりくりせざるを得ない人は少なくないだろう。華やかな報道とは程遠い現実に、自衛策に出るのも無理はない。
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