管理・事務職の50代男性も「逆に仕事の”やりがい”はなくなる」本音をこぼす。男性は「困難や課題というのに直面する機会が減る、または生じない分、その解決力や突破力が試されることもない」という。
また、男性は仕事についても「仕事の目的や商材に対して、自分が『楽しい』『ウケる』と思えたり、音楽・芸能、マスコミ、ネット、ゲームなど自分の趣味や娯楽と一致してない限り、仕事への情熱は湧きにくいのでは」としている。
困難がなく、情熱もない仕事では「仕事を通しての成長というのもできにくくなる。ましてやその先の独立・成功という可能性の芽は育ちにくい」と持論を述べている。
「仕事を早く済ませたら『次から締め切りが早くなる』と嫌味を言う人がいた」
クリエイティブ職の40代男性も、現在ホワイト企業に勤めている。過去にブラック企業に在籍しており、会社との違いについて書いている。転職してよかったと思えることについては
「残業代や休日出勤などに対する手当てが出る。残業が続いていると体調面で心配されたり、優しい人や謝ることができる人も多い」
という。一方、「悪い意味でびっくりした」こともあるという。
「なんでもない仕事を早く済ませたら『次から締め切りが早くなる』と嫌味を言う人がいた。その人は作業も遅く、質の低い成果物ばかりだったが、ソフトウェアを使えるというだけで優遇されていた。言い訳ばかりの質の悪い人が、それなりに在籍できているのは驚きだった」
男性いわく、前職では「質の悪い成果物を出しているにもかかわらず、一人前っぽく振る舞っていると居場所を失う」という。現職でそのような事態にならないことに驚いているようだ。
他には
「自分のミスで業務に遅れが生じたので、休日にサービス出勤のつもりで遅れを取り戻すべく仕事を片付けた。すると月末に呼び出され、休日出勤について怒られた。『遅れても構わないから休日は仕事するな』って言われてモヤモヤした」(30代男性、建築・土木系技術職)
といった声も寄せられた。
※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業→ホワイト企業に転職して思うこと」や【アンケート】会社の忘年会、必要だと思いますか?に関するアンケートを募集しています。