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ブラック企業あるある「退職後は口コミサイトに書き込まないという誓約書を書かされる」「土日休むにも500字の始末書が必要」

ブラック企業では思わぬ場面で反省文や誓約書を書かされることもある。

ブラック企業では思わぬ場面で反省文や誓約書を書かされることもある。

社会人として仕事をしていると、契約書や誓約書、同意書といった書類を目にする場面がある。基本的には形式的な手続きであることが多いが、ブラック企業だとありえない内容での誓約書などが横行している。

始末書や反省文も、本来なら重大なミスを犯した時に書くものだが、ブラック企業はその限りではない。ブラック企業勤務を経験した20代男性は「8時間以上働いた時に始末書を書かされた」(販売・サービス職)という。

今回は不可解な理由で誓約書や反省文を書かされたキャリコネニュース読者の経験談を紹介する。

社内恋愛が発覚 説教を受けた上で反省文

技術職の30代男性は、派遣社員の女性と社内恋愛をしていた。そのことを知った社長に呼び出されて30分以上にわたる説教を受けた。”会社の風紀を乱した”と反省文を書かされ、派遣社員の女性は即解雇されたという。

「仕事に恋愛を持ち込んで、周りの雰囲気を悪くしたとか再三の注意の上で改善されなかったときに反省文を書くならわかりますが、いきなり呼び出し反省文って……」

基本的に会社側が社員に対して、社内恋愛を禁止することはできない。男性は仕事に私情を持ち込まないように気をつけていたため、このような対応を取った社長に対して不信感が募ったと綴る。

また、べつの技術職の30代男性は、入社して一週間、土曜日まで当たり前に出勤させられた。その翌日である日曜日に家で休んでいると、上司から「無断欠勤か? 給料天引きしておく」といわれたという。

「ちゃんと給料から休んだ分が天引きさせられてました。土日休むにも500字くらいの始末書の提出が必要と言われ、さすがにすぐやめました。

退職者と個人的付き合いがあると発覚した場合は懲戒を受ける

営業の30代男性は、過去の勤め先がブラック企業だった。仕事でミスがあったときは始末書を書かされる職場だったが、

「退職の際、『転職サイトへの口コミ書き込みをしない』との誓約書を書かされる」

という。口コミ投稿は本人の自由であって、会社が制約できるものではない。またこの会社は退職者に対して極度の警戒心を持っているのか「退職者とのプライベートでの連絡は禁止。個人的付き合いがあると発覚した場合は懲戒を受ける」という規定があるという。

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