フリーターになった理由、4人に1人が「正社員より楽だから」 氷河期世代「正社員として雇ってくれるところがない」 | キャリコネニュース - Page 2
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フリーターになった理由、4人に1人が「正社員より楽だから」 氷河期世代「正社員として雇ってくれるところがない」

年代別にみると、35~44歳の上位3項目は「正社員で働くより楽だから」(22.5%)、「正社員として雇ってくれるところがなかった」(20.0%)、「家庭の事情のため」(19.6%)。

他方、25~34歳の上位3項目は「正社員で働くより楽だから」(26.3%)、「明確な職業を思い描けなかった」(22.0%)、「正社員として雇ってくれるところがなかった」(18.1%)だった。

年齢が高いほど「正社員として雇ってくれるところがない」「家庭の事情のため」といった”環境要因”が多く挙がった。特に、就職氷河期世代にあたる年代では、不本意に非正規雇用になった人が多くいると考えられる。

一方、15~24歳の回答では「明確な職業を思い描けなかった」(25.8%)、「正社員で働くより楽だから」(24.8%)といった声のほかに「芸術関係やフリーランスなど夢のため」(16.4%)という回答も上位にあった。

また、非正規のフリーターのうち「就職意向がある」(92.8%)と回答した人は9割超。だが、実際に「就職活動をしている」(33.1%)という人は3割程度にとどまった。

就業意向はあるが、求職活動をしていない人に理由を聞くと、上位には「知識・能力に自信がないから」(40.9%)、「病気・怪我のために働けないから」(32.4%)という声が寄せられた。

現在不安に思っていることについては、6割が「金銭・給料面に対する不安」(59.7%)と回答。次いで「貯金ができない、少ないことへの不安」(49.7%)、「体力・体調面に対する不安」(48.2%)、「老後に対する不安」(34.1%)、「仕事がなくなることへの不安」(28.5%)などが続いた。

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