世帯年収400~600万円で充実した仕事人生を歩む人々「老後資金は数千万円。定年退職後も働けば安泰です」 | キャリコネニュース
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世帯年収400~600万円で充実した仕事人生を歩む人々「老後資金は数千万円。定年退職後も働けば安泰です」

結婚しても働き続けていたことが、自分を助けてくれた

結婚しても働き続けていたことが、自分を助けてくれた

日々の生活の中で、大半の時間を仕事に割く人は多いだろう。それだけに、仕事を語れば、その人の人生観や生活感までもがリアルに見えてくるものだ。世帯年収400~600万円のキャリコネニュース読者からは、

「福祉施設でデイサービスの仕事をしている。8時半から17時半までの仕事で残業なし。年間109日の公休日と有給消化を勧められる。ワークライフバランスがとれており、不満なし」(栃木県/40代男性/年収550万円)

など、自身の仕事に関する打ち明け話が多く寄せられている。今回は、世帯年収400~600万円のキャリコネニュース読者から寄せられたキャリア観に関する話を紹介しよう。(文:大渕ともみ)

「結婚しても働き続けていたことが、自分を助けることになりました」

「当時の学歴社会の中、高卒で製造業に就職し、あと数年で定年退職を迎えます。色々ありましたが、挫けず・負けず・辞めずに、やっとここまできました」という声を寄せるのは、メーカーに勤務する奈良県の50代女性。

「学歴と業種で下に見られることも、我慢することもたくさんありました。でも、辞めずに働き続けて正解だったと思います。現在の年収は450~500万円。残業が多い年は年収500万円を超えます。働き続けて良かったと心から感謝しています」

誇らしげに半生を振り返る女性は「バツイチにもなりましたが、結婚しても働き続けていたことが、自分を助けることになりました」と仕事の大切さを説いている。働きながらコツコツ貯めた老後資金は、なんと数千万円にも及ぶそうだ。女性は「定年退職後も延長して働けば、老後は安泰。やっとこの先安心できそうです」と胸をなでおろす。

「嫌な人も我慢すればいなくなり、自分の年齢が上がれば上司も年下になるので、だんだんと職場の居心地は良くなります。今は仕事ができることに感謝して、満足な生活を送っています」

と、社会人になって間もない若者にとっては、なかなか含蓄のある話を披露している。

「サービス業の管理職。休日でも気が休まらない」

ときには厳しい会社員人生を耐え忍び、近く迫った定年退職の喜びを噛み締める人がいる一方で、現在進行形で仕事にプライベートを脅かされ、悩んでいる人もいる。

商社勤めの大分県の20代男性は世帯年収600万円。「夫婦共働き。私は仕事から帰るのが遅いので、平日は子どもとゆっくり過ごすことができない。土日休みですが、土曜日は仕事をしていることも多々あります」と子どもとの時間を満足に取れないことを嘆いている。

富山県の30代男性は「年収600万円。独身なので、収入面で特に不満はない」と給料には満足しているようだ。しかし、業務内容に対する不満はあるらしく、

「サービス業の管理職なので、土日も在宅で仕事をすることが多い。電話が鳴ることもあり、休日でも気が休まらない」

と気の毒な状況にある。いくら十分な給料をもらえようとも、四六時中仕事のことを考えなければならないのはつらいだろう。

仕事の適性やストレス耐性には個人差がある。いざ定年退職を迎えたときに「働き続けて正解だった」と思える働き方をしたいものだ。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」【募集】仕事を即行で辞めた人に関するアンケートを募集しています。

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