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世帯年収1000万円と聞けば、さぞかし余裕のある生活を送っているのだろうと思う人も多いかもしれない。しかし、ふたを開けてみると現実はかなりシビアなようだ。
北海道の50代女性(サービス・販売・外食/世帯年収1100万円)は、夫の年収が940万円、自身の年収が150万円という世帯だが、日々の暮らしぶりについて「決して裕福とは言えません」と語る。(文:篠原みつき)
「薬学部と私立大学に通っていた子供がいた時は、収入だけでは学費は賄えず貯蓄を崩して何とか奨学金を借りずに乗り切りました」
「食費は4万前後で外食はほとんどしないです」
苦しい時期を過ぎたものの、現在も余裕があるわけではない無いようだ。
「今は定年退職までに切り崩した貯蓄を復活させるために変わらず生活費を切り詰めて最低限の生活。食費は4万前後で外食はほとんどしないです」
せっかく高額な学費の支払いを終えても、今度は老後資金のために節約を続けなければならない状況だ。家計を圧迫している大きな原因は、税金や社会保険料の負担の重さだ。
女性は扶養に入っておらず、夫の社会保険料などは収入の約3割だという。配偶者控除などの税制優遇を受けられず、夫婦ともに社会保険料や税金の負担がある。そのため、「決して裕福とは言えません」と語る。
「厚生年金の引かれる金額を見てびっくりしますが、ボーナスから引かれる様になってからの金額も約2割を引かれると、本当何の為に働いているのか?ボーナスの意味もなくなり、貯蓄もそう大して出来ていませんし、何らかの支給のニュースを見ても該当しないと諦めの気持ちです」
額面の年収が高くても、ごっそり引かれた明細を見るとモチベーションは下がるだろう。さらに、所得制限という厄介な問題もつきまとう。
「学費等や何らかの補助の対象外になるので、満額支出になる」
「他と比べても収入はあるのはわかりますが、学費等や何らかの補助の対象外になるので、満額支出になるので苦しいのにはかわりありません また退職金も少額のため、退職後も出来る限り働かないと、この物価高では年金だけでは生活出来ないのは予想できます」
現役時代は税金を多く持っていかれる一方で各種補助からは外れ、老後も働き続けなければならないとなると、高年収世帯ならではの割に合わなさを強く感じてしまうようだ。
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