商談場所の静岡に出張 → なぜか誰も来ない 本社に電話したら「名古屋ですよ」と言われた女性 | キャリコネニュース
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商談場所の静岡に出張 → なぜか誰も来ない 本社に電話したら「名古屋ですよ」と言われた女性

画像はイメージ

人の移動制限がなくなり、出張を復活させた企業も少なくないだろう。キャコネニュースで「出張のトラブル」をテーマに読者に経験談を募ったところ、大阪府に住む50代前半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1000万円)が、かつて経験した痛恨のミスを明かしてくれた。

「量販バイヤーさんとの大切な本部商談に、開発者として商品説明のプレゼンの大役を受けたのですが、会場を間違えてすっぽかしてしまったという大失敗を起こしてしまいました」

※キャリコネニュースでは「出張のトラブルエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/56MK8UFW

「私は疑わずに静岡支店に向かいました」

それは、「20年前、20代後半の若い時の失敗です。まだ携帯電話もインターネットも普及していない時代でした」と女性は言う。

出張前日に上司に商談場所を確認したところ、「静岡にある」と聞いた女性。確かにプレゼンの主催者は静岡支店の社員だった。ここで、「本来なら営業部長さんに問い合わせていたメールの返事を確認してから準備すべきだった」と女性は振り返る。しかし……

「ちょうどその日は製作所の夏祭りの日。17時に事務所が施錠されてしまうため、メールも電話も使えなくなり、私は疑わずに静岡支店に向かいました」

「しかしながら、開催されるのは、なんと、静岡ではなく名古屋だったのです」

しかも会場名が「第一会議室」で、たまたま静岡営業所にも第一会議室があったため、「名前を見て安堵してしまい、入室して気づかずに待機」してしまったという。

「開催10分前になっても誰も来ない」

「1時間前に到着していたので、誰もいないことにも疑問を感じずに、みんな遅いなー、と、待っていました。が、開催10分前になっても誰も来ないと、さすがにおかしいと気づき始め、本社に電話してみたら、名古屋ですよ、とのこと。その時初めて、行き先を間違って来てしまったことに気がつきました」

さぞかし愕然として焦ったことだろう。女性は

「急いで新幹線で名古屋に向かいましたが、到着したら既に商談は終わっていて、会食のお弁当だけいただいて帰るという、大変はずかしい事件を起こして帰りました」

と肩を落とす。最後に、「その後、商談のたびにネタにされたことは、想像の通りでございます。同時に私は『上司の言うことは間違いがない、ということは無いんだ』と、学びました」と苦笑いで教訓を語った。

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