上司に詰められてつらい! 若手社員はどう受け止めればいいのか | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで12周年 メルマガ読者数
65万人以上!

上司に詰められてつらい! 若手社員はどう受け止めればいいのか

コンサルタントとして最初に理解すべきなのは、レビューの厳しさは、クライアントから頂いている高いフィーに見合った品質のアウトプットを出さなければならないことから来ている、ということです。

大手のコンサルファームにおいては、若手スタッフでも月単価200-300万円のフィーが発生することも当たり前です。一方、システムエンジニアなどIT系では、高い方でも月単価100-150万円程度の水準であることが多いようです。

このような高いコンサルタントのフィーが正当なものであるためには、我々は最高水準のサービスをクライアントに提供しなければなりません。一つ一つのアウトプットが細部まで完璧でなければならないのです。

たとえば、調査報告書を作成する際に、

・クライアントが抱える課題を解決できるような意味のある結論が、有効なファクトとともに示されているか
・成果物全体/セクション単位/ページ単位でそれぞれメッセージやロジックが矛盾していないか
・すべての数値が正確かつページ間で有効数字などの表現が一貫しているか
・レイアウトやフォントなどがファームの定めるルールに沿ったものであるか

など、厳密なチェックが行われます。

一見、細かすぎるように思えるかもしれませんが、形のある成果物は最終報告書のみ、というプロジェクトも多く、その唯一の成果物の品質を担保するために必要なプロセスなのです。

指摘の対象はアウトプット、人格への否定ではない

次に重要なのは、レビューで指摘されるのはアウトプットの品質や作業計画そのものであり、あなたの人格や存在価値が否定されているわけではないということです。

レビュー者は、レビューを受けるスタッフのスキルや能力を信じ、さらに高いパフォーマンスを発揮できるよう、そしてプロジェクトが成功を収められるよう、厳しいフィードバックを行っています。

たしかに、レビューでの指摘が非常に厳しいものであった場合、「自分自身の存在価値が否定された」と思ってしまうこともあると思います。

それを自身への批判ではなく、成果物の品質を高めるためのフィードバックである、と切り分けて考えられるようになると、レビューの場を通じてより多くのことを学び、次回からはさらに良いアウトプットを出せるようになります。この切り分けがうまくなると、「メンタルが強くなった」と実感できるかもしれませんよ。

そして、万が一、人格への批判や侮辱的、攻撃的な言葉での指摘など、不適切な言動があれば、それは立派なハラスメントなので、プロジェクト外の別の上司や人事などに相談し、改善を求めていきましょう。

厳しいレビューとハラスメントの境目が曖昧だった時代もかつてはありましたが、今ではどこのファームもそれらを明確に区別し、ハラスメントを許容せず、もしハラスメントが発覚した場合は厳正な対応を取る、とのメッセージを打ち出していますからね。

詰められる経験は、成長の糧と捉えよう

「詰められる」経験は、新人コンサルタントにとってはとても辛く厳しいものかもしれません。

しかしレビューを受けることで、上司がどのような観点から成果物をチェックしているのか、成果物の品質を上げるために次回からできることはなにか、クライアントの期待値はどれくらい高いものなのか、などのポイントを学ぶことができます。自分自身の問題解決スキルやプロジェクトマネジメントスキルを向上し、より一層自立したコンサルタントになるための重要なインプットを得られる機会だと捉えましょう。

度が過ぎた指導はもちろんいけないことなのですが、コンサルティングは”プロフェッショナル”と呼ばれるに相応しいサービスをクライアントに提供しなければならないハードルの高い仕事でもあるため、どうしても一定の厳しさをもった品質管理プロセスが必要となります。

このような過程も、より高いバリューをストイックに求めるコンサルティングという仕事の醍醐味のひとつ、と捉え、成長の糧として楽しんでしまう、くらいのスタンスで取り組んでいけると素敵ですね。

ではまた次回!

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 入社直後に「ここはレベル低いよ」と言われた女性 メモを指示されたら「一語一句ですか!?」と逆ギレする同僚にうんざり→退職
  2. 社長が怒鳴りまくる職場で「とっとと辞めてやるよアホ社長」パートの離職相次ぐ 「いつ倒産してもおかしくない」と語る女性
  3. 「お前どこにいるんだ、会社に来い!」海外出張中、社長から怒鳴られ…年収950万円の営業マンが絶句したワケ
  4. 父親の介護で退職を申し出た男性、上司に「死んでもらえよ」と言われ絶句「怒りに打ち震えた」
  5. 遅刻した新人の言い訳「電車が混んでいたもので」を撃破 「通常運行していれば遅れないよな?」と問いただした結果 
  6. ヤクザの名刺をちらつかせる40代先輩、ついに後輩が「座れボケ!」とブチギレ説教 解雇された男が最後に放った言葉とは
  7. 「親が車を買ってくれません。友人は200万円の新車を買ってもらってるのに……」19歳女性の不満に厳しい声相次ぐ
  8. 上司から“あんた”呼ばわりされた男性 「私には、○○と言う名前があるんですが」と言い返したら…
  9. “社長の車が玄関前にある会社はダメだ“ 訪問先で偉そうに語る上司に「それ、うちの会社……」と気づいてしまった男性
  10. 「何でもできます」と入社してきた新人、立ってるだけで仕事をしないので注意したら1日でバックレ