「写真と違って実物はキツそうな顔をしているな」失礼な面接官に激怒 数年後、お問い合わせフォームから通報した女性 | キャリコネニュース
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「写真と違って実物はキツそうな顔をしているな」失礼な面接官に激怒 数年後、お問い合わせフォームから通報した女性

画像はイメージ

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求職者が企業の求人数を上回る買い手市場では、横柄な態度の面接官が現れやすくなるのかもしれない。北海道の30代後半の女性(その他/個人事業主/年収550万円)は、就職氷河期に受けた会社の事務員面接を振り返り、

「いろんなところで面接を受けましたが、ここが一番最低な面接でした」

と憤る。(文:福岡ちはや)

「『部屋の掃除をするときはどこから掃除するか?』とか聞いてきました」

女性は「その頃は就職氷河期だったのもあり、(面接官は)『人なんかたくさんいる』と思ってたと思います」と前置きし、面接の詳細を語った。面接の担当者は2人で「偉そうな」方が話を進めていたという。

「仕事内容について話したあとに世間話が始まり、まず『履歴書に空白があるとこれはマイナスだな』とか『部屋の掃除をするときはどこから掃除するか?』とか聞いてきました」

部屋の掃除の順序から何がわかるのかと突っ込みたくなるが、ここまでは女性の許容範囲だった。問題はそのあとである。

「今度は顔の容姿をバカにする発言をされました。人の履歴書を見て、『写真と違って実物はキツそうな顔をしているな』とか言い出しました」

面接官は一体何様のつもりなのだろうか。女性は腹立たしさを感じながらも、なんとか愛想笑いでごまかしたという。しかしその後も、女性が無職であることを知りながらスーツ姿をいじるように「どこかにお勤めなんでしょうか?」と言ったり、面接とは無関係な「彼氏はいるんですか?」という質問をしたり、面接官の無礼は続いたそうだ。女性は「彼氏と別れたばっかりだったので、面接官に言い返す気もなかったです」とこぼした。

ちなみに面接の結果は不採用だったという。女性は「うちの親に(面接の内容を)言ったら、『それ面接じゃないだろ』って擁護はしてくれた」と付け加えた。親心を考えれば、我が子を軽く扱う会社に女性以上の強い憤りを覚えたのではないだろうか。

実は、この最低な面接には後日談がある。面接から数年後、かの会社のお問い合わせメールを偶然見つけた女性は、面接官から受けた酷い仕打ちの数々を匿名で報告したそうだ。

「内容は覚えていないのですが、たしか謝罪があった気がします。『いつ頃ですか?お名前を教えてください』など書かれていましたが、面接官の名前を忘れていたため無視しました」

面接官の名指しはできなかったものの、女性はようやく溜飲を下げることができたようだ。

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