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会社の窮地を死に物狂いで救ったにもかかわらず、その功績を平然と横取りする上司──。愛知県の60代男性(ITエンジニア/年収550万円)は、数十年経った今でも忘れられない、卑劣な上司のエピソードを寄せた。
それは男性がメーカー系Sierとして働いていたときのこと。あるプロジェクトが破綻しかけ、億単位の赤字に転落しかねない事態に陥った。
「(そのプロジェクトの)リーダーが体調を崩し倒れたため、私が変わってプロジェクトを任されることに」
当時、上司である部長はプロジェクトの実質的なマネジメントを担っていた。新しくリーダーとなった男性に、部長は「今の赤字(1億弱)を増やさずに何とかプロジェクトを完遂してくれ」と命じてきたという。(文:境井佑茉)
「プロジェクト期間中ほぼ休みもなく毎日終電」
男性は、文字通り死に物狂いで働いた。
「とにかく、できることはなんでもやって、プロジェクト期間中ほぼ休みもなく毎日終電(時には会社泊)もし、社内メンバーはもちろん外注業者の方々の頑張りや助けもあって、赤字を1000万程度に抑えることができた」
破滅的な状況から1000万円までの損失に食い止めたのは、称賛に値する大きな功績だろう。ところが、結果報告の場では、どうやら事実と異なることが報告されていたという。
「その結果報告を行う会議の席で、かの部長が『赤字は○○(私のこと)の責任、赤字を抑えたのは自分のマネジメント』の様な報告をしたとの話を聞いた」
現場では話を聞くだけで何もしていなかった部長が、なんと「失敗は部下のせい、成功は自分のおかげ」という構図で虚偽の報告をしたのだ。
涙を浮かべて「ありがとう」と言った部長
男性は釈然としなかった。というのも、プロジェクト完了後の部長の態度が引っ掛かっていたからだった。
「なんとかプロジェクトが終わった時、涙を浮かべて『ありがとう』と言われた時は感動もしたのだが、あれは何だったのだろうと」
あの涙が、意図的な芝居だったのかと思うと、背筋が凍る思いをしたに違いない。しかし、周囲の人間は、誰が本当に努力していたのかをしっかり見ていた。
「その後ですが、私は特に責められたり、評価を下げられることはありませんでした。 他部署の方々はきちんと見てくれていたということです」
一方、過去にも同様の「手柄泥棒」を繰り返していた部長は、その後地方の支店へと異動になったという。姑息な振る舞いが自分自身の首を絞める、自業自得の結果を招いたのだ。
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