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現場を知らない上司の思いつきに振り回されるのは、部下にとってたまったものではない。
「営業職を全く経験していない人物が、営業現場の上司となった」
こう投稿を寄せたのは栃木県の60代男性。今から30年ほど前の出来事だそう。その上司は「スタッフ一筋で口先三寸の生き方を貫いてきた」人物で、「言うことややることがめちゃくちゃ」だったという。(文:篠原みつき)
「緊急用務だと断れ」と命令され……
ある時、男性は遠方の顧客との約束のため出張していた。ところが、その上司から電話があり、「至急戻って来い!」と命令された。顧客とのアポがあると説明しても聞く耳を持たず、「緊急用務だと断れ」との指令だったという。
やむを得ず訪問直前の客に詫びを入れ、2時間以上かけて帰社した男性。そこで待っていた業務は、耳を疑うようなものだった。
「『この資料からターゲット顧客を選び出せ!』というオーダー」
まさかのリスト作成である。男性が「出張を中止してまで急ぐべき事案ではない」と憤るのも無理はない。しかもそのリストは、下請け、いわゆるパートナー企業のものだった。
「メーカーの弊社にとっては、下請け企業の顧客、つまり互恵顧客という訳だが、下請企業にとってメーカーは必要悪のような存在。歓待はされない。面従腹背されるだけだ」
つまり、仕事を発注する「メーカー」という強い立場を利用して、下請け企業に自社製品を売り込もうとしたのだろう。下請け側は仕事を失いたくないため表向きは従うが、内心では迷惑がっている。そんな相手への営業リストを作らせるために、わざわざ出張中の部下を呼び戻したのだから、呆れるほかない。
「無能な頭でっかち」プライドだけは高い上司の末路
現場の空気感も力関係も理解せず、ただ数字のために締め付ける。そんな上司に対し、男性は「尊敬できないどころか、軽蔑を抱いた」と切り捨てる。
「無能な頭でっかちであり、営業の現場に置いてはならない配置ミスである」
その上司のマネジメントは細部にまで口を出すマイクロマネジメントだったようだが、当然ながら業績が伸びることはなかった。その後、上司は営業を外れ、さまざまな部署を転々としたという。
「各部門の部下からは嫌われ疎んじられ続けていた。プライドだけは異常に強いので、タチが悪い」
30年前の話とはいえ、こうした悲劇は今もどこかで起きているかもしれない。
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