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会社に入って最初に任された仕事が、一生終わらないような「単純作業」だったら空しくなる。
投稿を寄せた埼玉県の50代女性(事務・管理)が新人時代ことを振り返った。新卒で入社した女性を待っていたのは今考えるとアナログで、非効率な業務だった。
全国の金融機関に手動でフリガナ、ネットも普及していない時代の作業
女性が命じられたのは、銀行データの整備。文字にすれば聞こえはいいが、その実態は苦行そのものだった。
「エクセルで、全国の銀行、信用金庫などの名前があって、それにフリガナをつけていく(フリガナ列に入力する)という作業でした」
「フリガナを振る関数も使いましたが、それが正しいとは限らず、かなりストレスでした。今ならネットで調べればわかるでしょうが、インターネット黎明期で、そういう調べ物をするという発想はありませんでした」
今だったらネット上に公開されているマスターデータと照合したり、それこそAIを使って補完してもいいだろう。しかし、当時はかなりの部分を人力でなんとかするしかなかったようだ。
アホらしくなって放置してみた結果
調べようにも調べられない環境で、女性は「正確な名前が分からないものもあり、かなり適当に入れてました」と振り返る。新卒の初仕事としては、なかなかの投げやりっぷりだが、それも致し方ないだろう。
「できたとしても、膨大な数で、今考えると絶対に取引なんてないよなーと思う地銀や信金などもあり、途中でアホらしくなりました」
結局、女性はこの仕事を途中で投げ出した。
「嫌になって途中でやめてしまったのですが、上司から催促はなく、やがて違う仕事を頼まれてうやむやになりました」
あれほど苦労した入力作業が、未完成でも誰にも困られない。最初から大して必要のない業務だったのだろう。
上司が「とりあえず何かやらせておこう」程度の軽い気持ちで振った仕事だったのかもしれないが、女性は「あれは一体何だったのか…」と感じたようだ。
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