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「貯金1000万円」という響きには、不思議な響きがある。これさえ達成すれば心に余裕が生まれ、見える景色も変わる……なんて夢を見ていた人も多いのではないだろうか。
しかし、現実はそう甘くない。ガールズちゃんねるに3月下旬、「貯金一千万超えたら見える世界が変わる説」というトピックが立ち、注目を集めた。トピ主は最近この1000万を突破したというが、その感想はあまりに切実なものだった。
「(世界が変わる説は)当たってますか? 最近超えたところですが何も変わりません。死ぬまで節約するだけです」
念願の1000万円を手にしたというのに、待っていたのは終わりのない節約。この告白に対し、掲示板では「1000万のリアル」を突きつける声が次々と寄せられた。
1000万あっても大したことない? 容赦なく突きつけられる現実
トピック内では、冷静な意見が圧倒的だった。今の令和という時代、1000万円程度では「見える世界」を変えるには力不足だというのだ。
「今は1億あれば変わるかも 1,000万じゃ変わらない」
「1000万程度じゃ何も変わらないよ」
「1000万なんて、節約して使っても3年分くらいの生活費で終わり、そんなはした金じゃなにも安心できないし世界も変わらない」
なんとも世知辛い。「1000万」の価値は、近年の物価高や不透明な将来への不安によって、すっかり目減りしてしまったとも言える。中には「貯金1000万カツカツ←New!!」と自虐する声や、もっと上を見ろと言わんばかりのマウントも出る。
一方で1000万円という資産を築く過程で身につけてしまった「習慣」が、逆に自分を縛り付けてしまうというジレンマも浮き彫りになった。
貯まるほど強まる“減る恐怖”
多くのユーザーが共感していたのが、お金が貯まれば貯まるほど、皮肉にも「使うのが怖くなる」という心理的変化だ。
「貯金一千万超えたら逆にお金使えなくなります! これはマジで」
「逆に1000万持ってたものが3桁になったら ちょっと不安になると思うよ」
「1000万あるけどカツカツっていうより、節約してカツカツで頑張ってるから1000万貯めれたって方が近い気がする」
必死に節約して貯めた1000万円だからこそ、減ることに恐怖を感じ、結局は貯める前と同じ、あるいはそれ以上に質素な生活に徹してしまう。これでは「見える景色が変わる」どころではない。
一方で、1000万円という数字がもたらすメリットを冷静に説く声もあった。
「生活は変わらんけど、そこまで貯められたことで自信つくようになるし、病気や家電の故障等で急な大きい出費が必要になっても貯金数百万の頃よりゆとりが持てるようになった」
「投資の複利も元金が一千万超えるとかなり大きくなるの実感する」
いざというときの精神的なセーフティネットとしての安定感や、資産形成の種銭としての役割は確実にあるようだ。
トピ主は「死ぬまで節約するだけ」と嘆くが、1000万円を貯められたという事実は、自己管理能力の証明でもある。もちろん、数字を増やすこと自体が目的になってしまうと、つまらないが、まずはそこまで貯めた自分を褒めてあげてほしい。2000万円を目指すのはそこからだ。
※キャリコネニュースでは「『世帯年収1000万円以上』の世界ってどんな感じですか?」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/QLE1FGOD
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